小僧の将棋三昧(2009年7月分)

小僧の将棋三昧(2009年7月分)

結婚を機に、リニューアルオープン!
タイトルは、高校時代の部誌から取りました。
将棋にはほとんど触れられない日々ですが、気持ちだけは持ち続けたい。
徐々に工夫していく所存ですので、よろしくお願いします。


 2009年7月31日(金) 631:王手!
   王位戦第3局が行われ,木村八段が深浦王位を降し3連勝!
   初タイトルへ王手を掛けました。
   戦型は,深浦王位の先手で角換わり同型腰掛け銀に。
   この将棋は先手がひたすら攻めまくる展開になることが多いのですが,深浦王位が変化。
   仕掛けを見送り,囲いに入る選択をしました。
   この形は,かつて森内−米長戦で現れており,米長九段の指した△4三銀直が決定版と言われている戦型。
   木村八段は当然の如く同じ順を選び,深浦王位の研究に踏み込む形となりました。
   結果的には深浦王位の趣向が無理だったようで,木村八段が猛攻し完勝!
   歩を駆使した攻めは,大変勉強になりました。

   ちなみに,今日のカープは抑えの永川がまたも炎上し逆転負け。
   2つのエラーで足を引っ張り,逆転を狙った9回裏にはバント失敗。
   正直言って,高校野球以下のレベルです。
   特に,ここ数試合,エラーを連発している某1億円プレーヤーには,猛省を促したい。
   消化試合となり,不動のレギュラー陣にやる気の無いプレーが目立つ今日この頃。
   そういう選手はさっさと二軍に落とし,試合に出たい若手を使う方が良いのではないかと思います。
   明日のスタメンがどうなるのか,ブラウン采配に注目ですね。

 2009年7月30日(木) 630:皇帝
   『M・シューマッハーが現役復帰!』
   今日のニュースはこれしかありません。
   前戦でフェラーリのF・マッサが不運な事故に遭い,代役のドライバーとして選ばれたのです。
   (F・マッサは,前の車から脱落した部品がヘルメットに激突し,大クラッシュを起こした。)
   M・シューマッハーの現役復帰は3年ぶり。
   40歳になった皇帝がどれだけのパフォーマンスを見せるのか。
   さすがに優勝は難しいと思いますが,何戦か戦えば上位に顔を出してくるのは必定でしょう。
   史上最強の皇帝は,低迷する跳ね馬を再生させることができるのか!?
   復帰戦は8月23日のヨーロッパGPの予定です。

 2009年7月29日(水) 629:オートチャージ
   『Suica定期でオートチャージが可能に!』
   とても便利な仕組みが誕生しました。
   電子マネーが一定額以下になると,改札を通る際に自動でチャージされるというオートチャージ。
   便利なため重宝していましたが,クレジットカードのみが対応しており,定期と2枚持ち歩かねばなりませんでした。
   それが今回,2枚のカードをリンクさせることにより,定期でのオートチャージが可能に。
   何より便利なのは,定期で改札を通るだけで,自動的に電子マネーが補われること。
   これまでは,Suicaで買い物をして電子マネーが減った場合,結局は手動でチャージしていました。
   (普段は定期で電車に乗るため,オートチャージをする機会があまり無い。)
   その手間がなくなった上,持ち歩くカードまで減るというこの便利さ。
   使わない手はありません。
   関東近郊に在住の方は,是非一度ご検討ください。

 2009年7月28日(火) 628:ベスト4
   竜王戦本戦トーナメント,松尾七段−久保棋王戦が行われました。
   先日の日記で『ベスト4が出揃った』と書きましたが,これは勘違い。
   深浦王位,羽生四冠,森内九段と本日の勝者がベスト4となります。
   さて,肝心の対局は,久保八段のゴキゲン中飛車に対し,松尾七段は位取りに。
   大捌きに出た久保棋王に対し,松尾七段が最強の順で反撃し終盤へ。
   松尾七段の攻めが続くかどうかという戦いになりましたが,久保棋王が手堅くまとめ優勢に。
   そのままガッチリ勝ちきり,ベスト4進出を決めました。
   挑戦者争いは,以前も述べたように羽生−森内戦の勝者が有力。
   一方,渡辺竜王は深浦王位,久保棋王を苦手としており,どちらかが挑戦者となっても面白いかと。
   誰が勝ち上がっても熱戦必至。
   今年も竜王戦は熱い戦いとなりそうですね。

 2009年7月27日(月) 627:王座戦挑戦者決定戦
   王座戦挑戦者決定戦,山崎七段−中川七段戦が行われました。
   ここ10年,棋界は羽生世代を中心に回ってきました。
   渡辺竜王がタイトルの一角を占めてはいるものの,その他の6つは全て30代の棋士が獲得。
   深浦王位,久保棋王,木村八段が羽生世代を必死に追い上げているというのが現状です。
   そんな中で,今日の組み合わせは異色。
   滅多に無いチャンスをモノにすべく,気持ちがぶつかり合った熱戦が繰り広げられました。
   序中盤は中川七段の模様が良かったのですが,山崎七段が鋭く反発して混戦に。
   最後は中川七段が決めに出ましたがギリギリ寄らず,山崎七段が勝ちタイトル戦初挑戦を決めました。
   かつては若手筆頭(渡辺竜王を除く)と称された山崎七段も,もうすぐ中堅と呼ばれる年齢に。
   滅多に無いチャンスだけに,悔いの残らない将棋を指して欲しいと思います。

 2009年7月26日(日) 626:逆転
   NHK杯戦,宮田五段−橋本七段を観戦。
   戦型は予想外の相振り飛車でした。
   対局は終始,橋本七段が有利に進め,あとは着地を決めるだけの体制に。
   手筋を連発し華麗に決まったかと思いましたが…
   寄せきれず事件発生。
   最後は王手を掛けながら自玉を安全にした宮田五段が,逆転勝ちを果たしました。
   プロでもあの局面から間違うとは,将棋とは恐ろしい。
   私も数知れず逆転負けを喫していますが,これだけは直りません。
   特効薬があれば,どなたか教えてください。

 2009年7月25日(土) 625:『永世竜王への軌跡』
   渡辺明著『永世竜王への軌跡』を購入。
   雑誌以外の将棋本を発売日に買うなんて,いつ以来でしょうか?
   竜王戦5期全局掲載で計41局。
   大半は並べたことがあるのですが,自戦記10局に惹かれ購入しました。
   パラパラとめくった感じでは,棋譜解説より実戦心理を中心に書かれた印象。
   そのため,内容ほど難しく感じない気がします。
   これはこれで自戦記のあり方の1つとして良いと思うのですが,残念なのは装丁。
   個人的には,やはりハードカバーで作って欲しかったなと。
   (今回の本はいわゆる並製本です。)
   開きにくいという声はありますが,耐久性が段違いですから。
   保存版として考えていただけに,ガッカリした感は否めません。
   とはいえ,本は内容が一番大事。
   もうすぐ夏休みなので,休み中には並べ終えたいと思います。

 2009年7月24日(金) 624:オールスター
   プロ野球オールスターが行われました。
   スター選手は居ないはずなのに,今年は何と5人も選出!
   マツダスタジアムでオールスターが行われることを差っ引いても,熱いファンの心を感じます。
   そう書いておきながら試合は見ていないのですが,カープ選手はそこそこの活躍をした模様。
   「オールスターはいいから,シーズンで打ってくれ!」
   そう叫びたくなるのをグッと抑え,これを機にきっかけを掴んでくれればと思います。
   CS進出は絶望的ですが,これからのシーズンをいかに過ごすかが来年への布石となるはず。
   苦しいシーズンですが,最後まで頑張って欲しいと思います。
 2009年7月23日(木) 623:ネット観戦
   このところ,ネット観戦が忙しく,他に何も手につきません。
   まずは王位戦第2局から。
   木村八段の先手で始まった対局は相掛かりに。
   序盤で深浦王位が角切りから猛攻を仕掛けましたが,一目無理筋。
   案の定,木村八段が的確に受け,中盤で大差となりました。
   これで木村八段が2連勝。
   内容も良く,初タイトルへ向け視界良好ですね。

   続いては,3日連続の竜王戦本戦トーナメント
   本日は松尾七段−豊島五段の対局でした。
   戦型は,2日前の羽生四冠−片上六段戦と同じく角換わり同型腰掛け銀に。
   先手の松尾七段が一番激しい変化を選択し,いきなり終盤戦に突入する戦いとなりました。
   豊島五段も粘り強く戦いましたが,松尾七段が的確に攻め優勢に。
   終始攻め続けた松尾七段が豊島五段を振り切り,準決勝進出を決めました。
   これでベスト4は深浦王位−松尾七段,羽生四冠−森内九段の組み合わせに。
   挑戦者は森内九段と予想しますが,果たして!?

 2009年7月22日(水) 622:飲み会
   会社の飲み会がありました。
   家では全く飲まない私ですが,外ではたまに。
   相変わらず強くは無いのですが,昔よりは慣れてきた気がします。
   そんなこんなで,帰ってきたのは12時過ぎ。
   という訳で,今日は気になったニュースを羅列しておきます。
   竜王戦決勝トーナメントの高橋九段−森内九段は森内九段の勝利。
   広島カープは中日ドラゴンズに敗れ,屈辱の同一カード11連敗。
   明日は体力的に厳しい1日となりそうですが,頑張りたいと思います。

 2009年7月21日(火) 621:竜王戦
   カープは今日も中日に敗れ,まさかの対中日戦10連敗。
   6回表に4点を取り,4−0となったところでは勝ったかと思いましたが…
   その裏に1点差に迫られると,ブラウン監督は投手を斉藤から牧野にスイッチし,捕手を石原に。
   最近やっと若手を使うようになってきたのですが,勝ちを意識したのかまた悪癖が。
   その後,案の定,集中打を浴びて逆転を許し,終わってみれば完敗でした。
   重要な場面に遭遇すると,弱気の虫が顔を出し,過去の実績に頼ってしまう。
   はっきり言ってもう消化試合なのですから,こういう重要な場面でこそ若手に経験を積ませねば。
   最近のブラウン采配を見ると,保身の為に目先の1勝を欲しがっているようにしか見えません。
   こうなっては,体制としては末期症状。
   4年に渡るブラウン政権ですが,そろそろ終わりを迎える時期なのかもしれませんね。

   閑話休題。
   カープがあまりに情けない負け方をしたため,ついつい熱くなってしまいました。
   本題に戻って,今日は竜王戦本戦トーナメントの羽生四冠−片上六段戦を観戦。
   羽生四冠の先手で始まった対局は,角換わり同型腰掛け銀に。
   この形は,居飛車正統派としては避けて通れない形。
   後手を持って勝てないとなれば,2手目に△8四歩と突けなくなる可能性すら含んでいるのです。
   いろいろ激しい変化のある形ですが,羽生四冠は最も穏やかな変化を選択。
   その結果,片上六段が先攻し,羽生四冠が受けに回る展開となりました。
   終盤になっても難解な戦いが続きましたが,最後は羽生四冠が華麗に着地し勝利!
   40歳が近づいても,一向に衰える気配はありませんね。
   次局は,森内九段−高橋九段の勝者との対戦。
   順当にいけば,羽生−森内という黄金カードが実現することとなります。
   この対局に勝った方が挑戦者になる気がしますが,果たして!?

 2009年7月20日(祝) 620:週刊将棋
   週刊将棋を購入しました。
   定期購読しても良いのですが,割引も無いので,駅の売店で手に入れています。
   一方,将棋世界は『将棋世界支部会員』になるとお得。
   (支部会員費+将棋世界1年分の契約で,支部会員費が半額になる計算。)
   しかし,支部会員としての活動をする予定が無いため,躊躇している状況です。
   (大会参加費等が安くなるのですが,年に2〜3回しか出ない現状では元が取れない。)

   閑話休題。
   肝心の今週号ですが,電車で寝てしまい,まだ読めていません(爆)。
   完全に『看板に偽りあり』ですが,ネタが無いのでお許しを。
   明日は新聞休刊日なので,代わりにじっくり読もうと思います。

 2009年7月19日(日) 619:アマ名人戦千葉県予選
   アマ名人戦千葉県予選に出ました。
   今回もアマ竜王戦と同様に,スイス式5回戦の方式。
   (負けたらさっさと帰りたいので,個人的には好きな方式ではないのですが。)
   その後,上位選手が代表決定戦を行う方式でした。
   結果だけ書くと,2勝3敗で予選落ち。
   強豪に一発入れたりもしたのですが,8歳と10歳の小学生に負けたのが痛恨でした。
   以前と比べ破壊力は増したものの,安定感がイマイチ。
   特に,優勢な将棋をキッチリ勝ちきることが出来なくなったと感じています。
   こういう症状を改善するには,強い棋士の棋譜を並べるのが一番。
   7月下旬には渡辺竜王の自戦記も出るので,久しぶりに購入したいと思います。

     2009年7月18日(土) 618:無線LAN
   ネットワークを無線LANにしました。
   掃除の際に煩わしく感じていたのですが,これで一挙に解決。
   設定がわからず苦戦しましたが,家の中が随分スッキリして大満足です。
   通信速度は少し落ちたものの,実用上は問題なし。
   少々高い買い物でしたが,値段相応の価値はあったと思います。

   ちなみに,今日のカープは若鯉が活躍し,ヤクルトに逆転勝ち。
   3年目の會澤捕手,4年目の今井投手が実力を発揮し,来期に希望を感じる内容でした。
   久しぶりに投打が噛み合い,素晴らしい内容。
   明日もこんな試合を期待しましょう!

 2009年7月17日(金) 617:逆転防衛
   棋聖戦第5局が行われ,羽生棋聖が木村八段を降し,逆転防衛!
   本局は木村八段らしからぬ不出来な将棋で,序中盤で差がつき,以下は羽生棋聖の独壇場に。
   木村八段も根性を出して粘りましたが,羽生棋聖の寄せは正確で,付け入る隙を与えませんでした。
   これで,羽生棋聖は通算8期目の棋聖位に。
   今期は5割そこそこの勝率と冴えない成績ですが,肝心の場面では勝負強さが目立ちます。
   これからも,しばらくはハブ先生を中心に回ることは間違いなさそうですね。

 2009年7月16日(木) 616:投了
   我らがカープは,今日も敗れ6連敗。
   中日に続き,最下位の横浜にまで3タテを食ってしまいました。
   諦めの悪い私でも,さすがにこれはサジを投げるより他ありません。
   今日は9回に追いつく粘りを見せたものの,その後のチャンスで勝ち越せず。
   ブラウン監督を批判する声もあるようですが,采配以前の問題という気がします。
   (確かに,過去の実績に固執し,調子の良い選手を活用していない感はありますが。)
   とはいえ,3位が絶望的になったいま,ここで必要なのは若手の育成。
   観戦に来ているファンには失礼かもしれませんが,来年へ向けて踏み出す時期だと思うのです。
   思い切って外国人やベテランを二軍へ落とし,未来のカープを支える選手を使って欲しい。
   来シーズンの飛躍へ向け,英断を期待しています。

 2009年7月15日(水) 615:ネット将棋
   久しぶりにネット将棋を指しました。
   昨日「受け棋風に戻る」と宣言したものの,現実にはなかなか大変。
   無理でも攻める姿勢が定着してしまい,ウズウズして仕方ありません。
   今日は,そんな意識がハッキリ現れた1局を紹介します。
   戦型は,後手の注文で一手損角換わりに。
   飛車先不突き型を選択してきたため,銀冠に組め満足の序盤戦でした。
   そして第1図。

   

   △4二飛と回って仕掛けを封じてきたところですが,ここで30秒将棋らしい攻めの順が浮かびました。
   以下,▲4五歩,△同歩,▲1五歩,△同歩,▲5一角,△4一飛,▲3三角成,△同桂,▲3五歩と進んで第2図に。

   

   ▲5一角は明らかに無理筋ですが,30秒将棋では受けきれないと判断し決断しました。
   第2図以降,△3五同歩,▲1五香,△同香,▲3四歩,△4六香と進んで第3図に。

   

   部分的には厳しいこの香打ちですが,冷静に見ると△4八香成〜△5八成香と取られても,まだ詰めろではありません。
   (注:「詰めろ」…次に詰む形のこと。)
   ということで,手抜いて▲5二銀と攻め合いに。
   以下,△4四飛,▲3三歩成,△同金,▲6三銀不成,△4八香成,▲5四銀成,△同歩,▲4四銀(第4図)と進み,一手勝ちの形勢となりました。

   

   本譜が最善とは言えませんが,第3図以降は他の変化も攻めきれているように思います。
   となると,暴発に見えた仕掛けも,意外と成立している!?
   これで後手が悪いとなるとやってられませんが,どう指したら良かったのでしょう?
   ご意見,ご感想をお待ちしています。

 2009年7月14日(火) 614:王位戦第1局
   王位戦第1局2日目が行われ,挑戦者の木村八段が深浦王位を下し先勝!
   木村八段らしい受けが炸裂し,圧勝と言える内容だったと思います。
   ちなみに,昨日から行われていた対局は,封じ手直後に千日手に。
   指し直し局は,木村八段の先手で,相矢倉“森下システム”でした。
   この戦型,私も中高生時代に得意とした愛着のある戦法。
   後手から先攻する順が現れて下火になっていましたが,先手もやれることがわかり,このところ復権しているのです。
   この流れは,ガンガン攻めて一世を風靡した“藤井システム”が指されなくなったのとも,通じるものが。
   一手損角換わりといい,最近の戦法はどれも受けの技術が発展して生まれたもの。
   時代の風向きが変わってきた気がします。
   私自身を振り返ってみると,社会人になって以降,攻め将棋への転換を目指しスランプに。
   『迷ったら攻める』と決めていたため,結果として無理ばかりしていた気がします。
   流行に乗ることも大事ですが,信念を曲げてはダメですね。
   以前のような『責める受け』をベースとした将棋に戻すべく,思考を切り替えていきたいと思います。

 2009年7月13日(月) 613:総選挙へ
   遂に麻生首相が衆議院の解散を決断!
   現状を見る限りでは民主党が優勢な情勢に見えますが,勝負はやってみなくてはわかりません。
   正直なところ,どちらが勝ってもあまり変わらない気はするのですが…
   とりあえず,投票には行こうと思っています。
   小選挙区となり,自民,民主,共産しか選択肢が無いところがほとんど。
   あまり面白く無いのですが,こればかりは制度ですから仕方ありません。
   決戦まで40日余り。
   最終的には失策の少なかったほうが勝つ気がしますが,果たして!?

 2009年7月12日(日) 612:都議選
   東京都議選で民主党が第一党に躍進とのこと。
   午後9時半現在ですが,自民党に大差をつけてリード。
   衆院選の前哨戦と言われていましたが,まずは民主党が勢いをつけた格好となりました。
   これで政局にも大きな動きが出るのは必至。
   いくら国政と地方選は関係ないと言っても,とても無視できる状況には無いと思います。
   政権選択選挙と呼ばれている今回の衆院選。
   どの党に投票するのか,そろそろ真剣に考えなくてはいけませんね。

 2009年7月11日(土) 611:初勝利
   王座戦一次予選の女流棋士一斉対局が行われました。
   この企画が始まって4年目。
   過去3年は男性棋士が全勝し,力の差を見せつけた格好となりました。
   そして,今年の組み合わせは以下の通り。
   矢内女王−西川四段
   清水女流二冠−大石四段
   石橋女流王位−田中四段
   里見倉敷藤花−遠山四段
   4局とも男性棋士の先手で始まった対局は,夕食休憩時には全局が女流棋士優勢に。
   初勝利が期待される中,最も差がつけていた石橋女流王位がガッチリ勝ちきり勝利!
   女流棋士初勝利を挙げました。
   残る3局は,夜戦に入って男性棋士が本領を発揮し逆転勝ちという結果に。
   やはり,体力勝負になると,男性棋士にまだ一日の長があるようですね。
   それでも,持ち時間5時間の将棋でしっかり勝ちきったのは,女流棋士界にとっても大きな収穫かと。
   (ちなみに,ネット中継が始まる前に勝利した女流棋士はいます。)
   奨励会を抜ける女性はしばらく現れそうにありませんが,女流棋士界のレベルアップを感じた1日でした。

 2009年7月10日(金) 610:竜王戦挑戦者決定トーナメント
   本日も竜王戦挑戦者決定トーナメントが行われました。
   組み合わせは,関西若手の豊島五段−稲葉四段。
   共に,将来のタイトル候補として期待を集める新鋭です。
   戦型は,稲葉四段の先手で相掛かりに。
   この形は先後共に持つのですが,どちらを持っても難しい印象。
   決まった定跡が無く,力将棋になるのが魅力です。
   本譜は,豊島五段が銀冠に組み替えて先攻。
   こうなってみると,形勢の良し悪しは別にして,先手が面白くない展開だと感じます。
   その後,稲葉四段に誤算があり,一方的に攻めた豊島五段が完勝。
   2回戦進出を決めました。
   最近注目されている関西若手の中でも,将棋の完成度は筆頭と言われる豊島五段。
   どこまで勝ち上がっていくのか注目ですね!

 2009年7月9日(木) 609:将棋観戦
   今日は注目の対局が2局ありました。

   まずは棋聖戦第4局から。
   木村八段が2勝1敗とリードして迎えた本局は,木村八段の一手損角換わりでした。
   これに対し,羽生棋聖は棒銀から持久戦模様を選択。
   じりじりとした戦いから木村八段が果敢に攻め,優位に立ったかに見えました。
   ところが,ここからの羽生棋聖の粘りが絶品。
   アマチュアにも参考になる指し回しで,いつの間にか難解な終盤戦に。
   最後は木村八段らしくない受け間違いが出て,羽生棋聖が逆転勝利を収めました。
   名人戦に続き,何となく最後は羽生先生が勝ちそうな予感。
   これで勝てば木村八段も本物だと思いますが,果たして!?

   もう1局は,竜王戦決勝トーナメントの片上六段−森下九段戦
   こちらは相矢倉森下システムから,後手の森下九段が先攻。
   森下九段の攻め,片上六段の受けという,棋風が逆の展開となりました。
   中盤,森下九段が駒損の猛攻を見せましたが,やや攻めが細く片上五段が優勢に。
     最後は豪快な即詰みに討ち取り,初戦を鮮やかな勝利で飾りました。
   本戦が始まり,ますます面白さを増す竜王戦。
   全戦がネット中継されることもあり,これからも目が離せませんね!

 2009年7月8日(水) 608:3連勝
   勝ちました〜!!!
   宿敵の阪神を破り,これで3連勝。
   かつて,「優勝争いをするために阪神へ行く」と言った選手がいましたが,完全に立場が逆転しましたね。
   人間,欲に目がくらむとロクな事がありません。
   これは私にも言えること。
   目先の事にばかりとらわれていては,大事は為せません。
   5年後,10年後を見据え,今は着実に地力を蓄えなくては。
   ジメジメし,何もやる気が起きない日も多い昨今。
   堕落した生活に喝を入れるべく,まずは早寝早起きを心掛けたいと思います。

 2009年7月7日(火) 607:快勝
   本日のカープは,阪神に8−1で快勝!
   勝ったというよりは,勝たせてもらったというのが正直な印象。
   5つもエラーをしてもらえれば,さすがに負けることはありません。
   これで借金返済まであと2つ。
   この勢いで3連勝し,一気に昨年の雪辱を果たしたいところです。
   ヤクルト・中日の背中はまだまだ遠いですが,追いつけない差では決してありません。
   明日も素晴らしい試合を期待しましょう!

 2009年7月6日(月) 606:将棋世界8月号
   『将棋世界8月号』を読みました。
   自分でも信じられないのですが,発売日を完全に失念。
   昨日の夕方に気がつき,慌てて買いに行った次第です。
   記憶力の衰えは自覚していますが,これほどとは。
   新しい定跡を全く覚えられないのも,何となく納得できます。
   ちなみに,今月号で気になったのは『名人戦第6局』の観戦記。
   「郷田九段が猛追したものの,どの変化も届かなかった」という結論でしたが…
   今朝の将棋欄を読むと,郷田九段が逆転していたという記述が。
   詳細は明日にならないとわかりませんが,いったいどちらの見解が正しいのでしょうか?
   この将棋は解説会に出て観戦していたこともあり,大変興味があります。
   明日の将棋欄が待ち遠しくてなりませんね!

 2009年7月5日(日) 605:好調
   カープの新外国人,フィリップス選手が好調です。
   本日は3ランを含む4打点と活躍し,打線を牽引。
   2試合続けての失策はいただけませんが,日本の球場に慣れてくれば,徐々に減ってくるでしょう。
   ちなみに,試合は6−4で勝利!
   ローテーションの谷間で苦しい試合だっただけに,大きな勝利と言えるでしょう。
   1番の末永選手,5番のマクレーン選手にも当たりが出てきており,この勢いが続けば3位も夢ではありません。
   火曜から苦手の阪神戦ですが,勝ち越しで乗り切ってくれることを期待しましょう!

 2009年7月4日(土) 604:プロアマ戦
   朝日オープンのプロアマ戦一斉対局が行われました。
   結果を先に書くと,例年と同じくプロの7勝3敗という結果に。
   内容を見ると,アマチュア側が勝てそうな将棋を逃さず勝ったという印象。
   プロの底力を考えると,プロ側の8勝2敗〜9勝1敗でもおかしくない内容でした。
   恒例となったプロアマ戦ですが,ようやくプロ側が安手して勝つようになってきたなと。
   アマチュア側も必死に頑張っているとは思いますが,以前より差が開いているように感じます。
   というより,アマチュアと対戦する若手プロの実力が上がっていると言うべきでしょうか。
   個人的には「プロ全勝で当たり前」と思っていますが,来年の結果は果たして!?

 2009年7月3日(金) 603:完勝
   勝ちました〜!
   本日のカープは,一番に最近好調の末永選手を起用。
   これがズバリ的中し,5打数4安打と大活躍でした。
   スコアも8−1と,完勝と言って良い内容。
   こういった思い切りの良い采配が出来れば,再び浮上のチャンスが巡ってくるのではないでしょうか。
   レギュラーに固執するのではなく,調子の良い選手を使う。
   インセンティブ(出来高払い)のある選手にとっては厳しいかもしれませんが,プロである以上仕方ないかと。
   明日も素晴らしい戦いを期待しましょう!

 2009年7月2日(木) 602:完敗
   今日のカープは完敗でした。
   2度の満塁のチャンスで,5番の喜田剛がいずれも外野フライ。
   4番の栗原は2度とも歩かされており,不愉快極まりない負け方です。
   「球界の盟主なら真っ向勝負せんか!」
   自分で言いつつ,負け犬の遠吠えとはまさにこのことだなぁと。
   結局,栗原しか頼れる選手がいないというのが,一番の問題です。
   ちなみに,今日は3番を打っていた新外国人のフィリップスは,早くも期待はずれの予感。
   速い球に強いわけでもなく,落ちる球の見極めもイマイチ。
   典型的な「日本で活躍できない外国人選手」に見えます。
   せっかく獲得したマクレーン選手も当たりが出ず,打線の光明が全く見えない昨今。
   カープファンにとって悩みの尽きない夏となりそうです。

 2009年7月1日(水) 601:連敗脱出
   4連敗中の我らがカープは,東京ドームで巨人戦。
   ルイス,大竹,前田健,斉藤で全て敗れるという大誤算。
   4試合のうち3試合が1点差,残る1試合も2点差で,決して力が劣っているわけではありません。
   そして今日は,新人の小松投手が先発。
   巨人打線を失策による1失点に抑えると,8回表に東出選手のタイムリーで勝ち越し。
   その後のチャンスでは相変わらずタイムリーは出ませんでしたが,何とかこの1点を守りきり勝利!
   今年のカープを象徴するような試合だったと思います。
   相変わらず打線は湿っていますが,新外国人のフィリップス選手も加入し,徐々に上昇傾向か。
   投手陣が頑張っているだけに,打線の奮起次第ではまだまだAクラスも狙えます。
   明日も素晴らしい試合を期待しましょう!

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