急戦小僧の独り言(過去の独り言)




8月11日(水) episode720;友人

〜対局中のUクン(西日本大会にて)〜
珍しく難しい顔をしていたので観戦。
その時、横を通るヒールの足音が。
同時に振り向く2人…アホすぎる。。。

〜永遠のライバルTクン(高槻高校将棋部OB会にて)〜
社会人になりちょっとは成長したかと思っていましたが…。
『目が覚めたら駅の駐輪場で寝ていた。』
彼は永遠に越えられそうにありません。

他にもいろいろなエピソードがあったのですが、プライバシーの問題があるのでここでは控えます。
西日本大会の感想は、結果を見てご推察ください。
短いですが、とても疲れているため今日はこの辺で。

8月10日(火) episode719;西日本大会述懐

いよいよ始まりましたね。
今日はまだ広島にいるので、友人からの結果速報を頼りにしながら過ごしております。
自分が出ない大会の結果予想をするのも変な話なので、今日は昨日に引き続き昔話でも。

〜2000年西日本大会〜
大学入学後初の大舞台。
春の中四国大会で結果が残せていたため、自信はありました。
団体戦では立命戦で奇跡的な勝利を収めるなどし、予想外の勝ち越し(4-3)。
個人戦では1回戦でM氏に大逆転負けを喫し優勝に貢献してしまいましたが、納得のいく内容で自信を深めました。
(優勝後の自戦記に「1回戦から苦しい将棋でしたが、運良く拾う事が出来…」と書かれてしまったが唯一の不覚。)

〜2001年西日本大会〜
戦力が整わず、1年生を大勢連れて行くという苦しい陣容。
仕方なく、同じ中四国勢の山口大学を1点狙いする事に決め、有望1年生U君に対し「大将で出るから掛かってこい」と挑発。
この作戦が図に当たり山大には勝利したものの、総合力は全く及ばずダントツの最下位に沈む。(個人成績は3-2)

〜2003年西日本大会〜
2年ぶりの出場にして、当初は引退試合の予定。
前回の教訓を踏まえ、中四国大会で活躍した5人だけで出場。
オーダーの自由度は減りましたが、捨て試合が無くなりモチベーションも最高。
ここ数年の中四国勢で最高の6位と健闘し、個人成績も6-3と大満足の大会でした。
(友人T君に負けたのだけは、今でもとても悔やまれるのですが。)
ボーナスとして出場した(辞退者が出たため出場枠が回ってきた)個人戦でも初勝利を挙げ、とても思い出に残る大会でした。

4年間で3回も出場できたという事は、とても幸せな事。
ここまで連れていってくれた仲間には、今更ながら感謝しております。
明日は会場に行こうと思っているので、現地レポートをご期待ください。

8月9日(月) episode718;将棋講座

「NHKの将棋講座を見たら可愛い女流が出てたけど知っとる?」
晩ご飯の時に先輩に訊かれ、ちょっと焦ってしまいました。
何を隠そう、私は隠れファンだったりするからです。
ファンと言うよりは、密かに応援していると言った方がいいのかもしれません。
これにはいろいろとありまして…せっかくの機会なので、昔の事を少し振り返ってみます。

私が本格的に将棋を始めた当時、腕を磨きに行っていたのは大阪にある将棋連盟道場。
ここには大阪近郊の有望な小中学生がたくさん集まり、毎週腕を磨いていました。
小学校では敵無しだった私もここでは全く歯が立たず、成績表は毎回黒こげ。
井の中の蛙だった事を思い知り、正直かなり凹んでいました。
そんなある日、私は同学年で大人顔負けの強さを持つ3人に出会ったのです。
『いつの日か、こいつらを倒せるようになろう。』
この大それた目標があったからこそ、ここまでやってこれたのだと思っています。

3人のその後について簡単に。
1人は何とプロ棋士となりました。
もう1人は奨励会三段リーグで奮闘中、プロまであと一息です。
そして最後の1人はそう…女流棋士となりNHK講座でアシスタントをしています。
そんなこんなで、密かに応援してる訳です。

たまには昔話もいいですね。
蛇足ですが、11日に西日本大会を観戦に行きますので、見掛けたら声を掛けてくださいな。
それでは。また明日。

8月8日(日) episode717;夏バテ

頭が夏バテです。

まず、将棋が全く勝てません。
さすがにコンピュータに負けるほど落ちぶれてはいませんが、ネットの点は急降下。
僅か1週間で150点も下がってしまい、止まる気配がありません。
昨晩も1年生に駒落ち下手でボコボコにされるなど、目も当てられない惨状です。
大きな大会まではあと1月ほどあるので、気長に調子を戻したいと思います。

夏バテの影響は、将棋だけではありません。
衝動買いが止まらないんです。
今週末だけで、東大将棋、CD、将棋年鑑と高い買い物をたくさんしてしまいました。
もう、遊びに使える予算はほとんどありません。
哀しい事に8月は遊びに行く予定もないので、一向に構わないのですけど…
夏休みという感じが全くしませんね。

愚痴ばっかり言っても仕方がないので、今日はこの辺で。

8月7日(土) episode716;東大将棋7

気が向いたので、将棋ソフトなるものを初めて買ってみました。
やってみた感想としては、序盤はうまいのですが終盤が弱いですね。
詰みに関してはプロ顔負けなのですが、詰めろを掛けるのが下手。
穴熊のように王手が掛かりにくい形にしておけば、かなり間違えてくれます。
コンピュータ相手に対処療法で勝っても仕方がない…なんて言わないでください。
相手の弱点を的確に突いていくのが、私の特長なのですから。
そのため、初対戦の相手はとても苦手。
王座戦でも東日本勢に1つも勝てなかったのは、その辺りの影響があるのかもしれませんね。

何やら、西日本大会に向け部員が集まっているそうなので、ちょっと顔を出してくる事にします。
それでは、また明日。

8月6日(金) episode715;三国志]

これは…ちょっと…イケてなさすぎですね。
とにかく、クリックする回数が多すぎるんです。
戦略が日付制になったので、人差し指がおかしくなるくらい連打しても、なかなか前に進みません。
戦争の画面も貧弱な上、政略画面も見にくいというオマケ付き。
『コーエーは終わった』などと酷評されていましたが、その気持ちもわかるような情けない無いようでした。
準備期間が1年というのは、短すぎたのかもしれませんね。

高槻高校将棋部OBの人がどれだけ見てくれているのかわかりませんが、11日のOB会には無事行ける事になりました。
何年かぶりに会う人もいるので、どんな風に変わっているのかとても楽しみです。
嗚呼、水曜が待ち遠しい。。。

8月5日(木) episode714;王位戦第3局

後手盤の谷川王位が注文をつけゴキゲン中飛車に。
以下、飛車を54〜34に展開する石田流へ。
谷川先生がやるのですから互角なのでしょうけど、個人的にはこの形は振り飛車が勝てないんじゃないかと思います。
なぜなら、ひねり飛車と比較してみても…

ゴキゲン中飛車…ひねり飛車より早く組めるが55の位が負担になりやすい。
ひねり飛車………歩を手持ちに出来るが組むのに手数が掛かる。

しかも、本譜の順を見てもわかるように、早く組めたからいいというものでも無いため、僕には利点がわからないのです。
結果も羽生王座が圧勝。
谷川−羽生戦というゴールデンカードにもかかわらず、3局続けて淡泊な内容でちょっと残念でした。
次局こそは、力のこもったねじり合いを期待したいです。

皆さんは、(矢倉戦で)△86歩には▲同歩と▲同銀、どちらが勝ると思いますか?
森下先生の説では『無難なのは▲同銀、得を求めるのなら▲同歩』。
ボクは森下理論の信望者なので、これからは迷ったら▲同歩と取る事にします。
ここのところ淡泊になっていたので、これを機に手厚く指す事を心掛けようかと。
私の将棋はやはり、入玉模様の粘りが真骨頂ですからね。

8月4日(水) episode713;将棋世界

今月も購入したのですが、目立った連載もなく30分ほどで飽きてしまいました。
タイトル戦の自戦記くらいは並べようと思いますが、ネット中継で一度目を通しているため、どうも新鮮味が。
森下先生や佐藤先生の自戦記が連載されていた頃が懐かしいです。
自戦記が無理なら、せめて鈴木先生や先崎先生の連載を復活するとか…
面白い記事が年々減ってきているような気がして、このまま買い続けるべきか非常に悩ましいです。

ちょっと風邪気味のようです。
毎日クーラーの利いた部屋にいるので、体のバランスがどうも…。
こんな時は、たくさんごはんを食べ、元気に振る舞うに限ります。
ダラダラしていると、余計に体がだるくなってきますから。
何とか、薬に頼らず治したいものです。

8月3日(火) episode712;王座戦挑戦者決定戦

後手の森内三冠が意表の右玉を選択。
大勝負で角換わり以外の右玉が出現するのは、いつ以来の事なんでしょう?
私は密かに右玉を得意としているので、いきなり注目の1局となりました。
(対局前はてっきり最新形になるものとばかり思っていたので、全く期待していなかったのですが。)
肝心の将棋は、序盤から森内三冠が意欲的な指し回し。
控え室では、堅い先手を持ちたいという棋士が多かったそうですが、森内三冠は巧妙に粘り決め手を与えず。
最後は、薄くなった先手玉をきっちり寄せきり、挑戦権を手にしました。
羽生−森内のタイトル戦は森内先生が3連勝中。
四冠成るか、注目が集まりますね。

最後に昨日の解答を。



初手が肝心で、正解は△49馬。
この手に対し、58に合い駒を打つのは取って詰んでしまうため、▲67香の一手。
そこで△75銀、▲77玉、△59馬とすれば、以下は上から押さえていくだけで詰みです。
とても眠いので、詳しい手順は省略しますが、ご容赦ください。

それでは、また明日。

8月2日(月) episode711;反省

「今日の所は良しとする」と書いてはみたものの、負けた将棋が頭から離れず睡眠不足。
布団の中で自分なりの敗因は出したのですが、釈然としないためもう一度並べ直してみました。
すると…情けない事に、即詰みを逃している事が判明したのです。
(ここは、ソフトの助けを借りました。)

問題の局面はここ。


直前で相手が間違え、勝ちになったと思ったところでした。
私の読みは△86金以下詰み。
(▲同歩、△同金、▲78玉、△77香、▲89玉、△79角成、▲99玉、△98歩、▲同玉、△97金、▲99玉、△88金まで)
逆転を確信したのですが、よく見ると△86金には▲78玉がある事に気づきました。
同じように進めると、▲99玉のところで叩く歩がないため詰まないんです。
冷静に見れば、▲78玉には△87金、▲同玉、△85香(この手に気づかなかった)以下詰むのですが、秒読みに追われ発見できず△76香と予定変更。
(△85香以下の手順は、▲97玉、△86金、▲88玉、△87金、▲79玉、△88金まで)
以下、76の地点で精算して迎えたのがこの局面。



ここでもまだ詰みがあったのですが、またもや発見出来ず無念の逆転負け。
日記読者の多くが将棋部員だと思うので、明日までの宿題にしておきましょう。
(「同じネタで3日も引っ張るなよ!!!」というツッコミはご容赦ください。)
やはり『将棋は終盤』だと改めて感じました。




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