〜第1部〜
オープニングは"The Glass Prison"(『SIX DEGREES INNER TURBULENCE』)。
そのまま流れるように"This Dying Soul"(『TRAIN OF THOUGHT』)へ。
いきなりのヘヴィな選曲に、会場のボルテージは高まっていく。
LaBrieの挨拶があり、ここからはやや落ち着いた雰囲気に。
"Under a Glass Moon"(『IMAGES AND WORDS』)〜piano solo(by Jordan Rudess)〜Through My Words(『METROPORIS PT.2』)〜Fatal Tragedy(『METROPORIS PT.2』)と、優雅な流れが続く。
次に演奏されたのは"Endless Sacrifice"(『TRAIN OF THOUGHT』)。
TRAIN OF THOUGHTの曲は、ライヴを意識して書かれた事もあり、どれもヘヴィでエキサイティングだ。
少々間を置いた後、DVDでお馴染みのErotomania〜Voices〜The Silent Man(以上『AWAKE』)のメドレー。
そして、第1部最後を飾るのは"In the Name of God"(『TRAIN OF THOUGHT』)。
ライヴ独特の緊張感とマッチしヴォルテージは最高潮へ。
最後は、場内全体で合唱しながら第1部は幕を閉じた。
〜第2部〜
注目のカヴァーはIRON MAIDENの『NUMBER OF THE BEAST』。
発表された瞬間、観客から歓声が起こる。
以降はまさに怒濤の勢い。
今まで聴きに徹していた人たちも随分と乗っているようだ。
アルバム1枚を通しでカヴァーするという、彼らしか為し得ないパフォーマンスは圧巻の一言。
まるで1つの組曲を聴いているような、素晴らしい演奏だった。
〜アンコール〜
あっという間に時間は過ぎ去り、最後の曲に。
アンコールは"A CHANGE OF SEASONS"(『A CHANGE OF SEASONS』)。
23分にも及ぶ超大作だ。
アグレッシヴなメロディー、素晴らしい歌、どれを取っても文句なし。
この曲を生で見られた事は、本当に幸せだと思う。
こうして、3時間にも及ぶライヴは終わりを告げた。
〜終演後〜
メンバー全員が舞台でお礼。
こういうきちんとしたところも、このバンドの大きな魅力だと思う。
帰り際、映像を取っているスタッフが居たので、とりあえずカメラの前へ。
DVDに入っているかどうか、とても楽しみだ。