急戦小僧の独り言(過去の独り言)




2月17日(月) episode180;中間発表

今日は研究室配属の中間発表の日。
朝起きてから、ドキドキが止まりませんでした。
僕の希望している研究室の定員は5人。
たくさんいたらどうしよう…不安でたまりません。
とりあえず、最悪の事態を想定していれば落ち込まずに済むと思い、落ちていると思う事にしました。
そして11時。
友達が迎えに来ました。
いよいよやな…緊張は高まるばかりです。
掲示板の前に立ち、いよいよクライマックスへ…
定員割れでした。(爆
拍子抜けったらありゃしません。
でも、これで希望研究室に入れる公算が高くなりました。
自称"強運の男"、本領発揮です。

熟れすぎたバナナを発見したので、皮をむき、ラップでくるんで冷凍庫へ。
ほんのり甘いバナナアイスの完成です。
手軽、経済的かつ健康的。
オススメの一品です。
皆さんも一度お試しあれ。

2月16日(日) episode179;穴熊

久しぶりに将棋の話を。

穴熊は素晴らしい戦法です。
堅い、堅い、とにかく堅い。
"垂らす"、"切る"、"ぶち込む"、この3つだけで勝てるのだからやめられません。
当分連採することになりそうです。

僕の穴熊は何でもアリです。
"パンツ脱ぎ"(玉の横の桂を跳ねる)や"玉頭逆襲"なんて当たり前。
少々自玉が薄くなろうが、とにかく手を作っていきます。
元々手将棋は大の得意なので、割と性に合っているのかもしれません。
今の課題は相穴熊。
僕自身は居飛車がいいと思っているので、振り飛車側を持ったときにいかに勝つかが課題です。

結局、今日はRでは9-1、特に穴熊で6-0と快進撃でした。
課題の相穴熊は1局しかならず、相手の戦法選択に助けられた感があります。
残りの3局はいずれも相振り模様からの力戦型。
相振りにはあまり定跡が無く、力将棋になりやすいので、研究していない人間にとっては好都合です。
段々と将棋が"おっさん化"している気がするのですが、この際気にしない事にしましょう。
「勝てば官軍」ですからね。

2月15日(土) episode178;故郷

「出身はどこ?」
とてもよく訊かれる質問ですが、未だに何と答えたらよいのかわかりません。
生まれも育ちも千葉。
生粋の関東人です。
愛着もあります。
しかし、"千葉出身"と答えるのには抵抗があります。
現在、実家は京都にありますし、話す言葉も関西弁だからです。
それなら"京都"と答えればいいではないか、と思われるかもしれませんが、正直言うと全く愛着がありません。
水が合わない、とでも言うのでしょうか。
とてもではありませんが、"故郷"と呼ぶ気にはなれません。

返事に困った僕は1つの名案を思いつきました。
「母校は大阪です。」と答える事にしたのです。
これならウソではありませんし、母校高槻高校には愛着もあるので一石二鳥でした。
しかし、裏を変えせば、"僕の故郷はどこ?"という問題の決着を、先延ばしにしただけに過ぎません。
"そんなものは無くても生きていける"と言えばそれまでなのかもしれませんが、何となく寂しい気がします。
一体、僕はどう思えばいいのでしょうか。

2月14日(金) episode177;今日は何の日?

どうも思い出せません。
何か大事なイベントのある日だったような気がするのですが。
甘いものに関係があるような気がします。
チョコでも食べたら思い出すかなぁ。

こうなってしまったのも無理はありません。
春休みだというのに朝から勉強。
今日提出の実験レポートが残っていたんです。
毎日コツコツやっておけばもう終わっているはずなのですが、そういうのは苦手なので仕方ありません。
それに、「1日あれば余裕やろう」という気持ちもありました。
しかし、始めてみてびっくり。
やった実験の内容すらまともに覚えていません。
これはヤバい…。
あわてて実験ノートをめくってみたのですが、案の定まともに書いてありません。
くぬぅ、こんな事なら…
しかし、今更わめいてもどうしようありません。
記憶の糸を手繰り寄せる作業が始まりました。
格闘する事7時間、わからない部分も若干ありましたがどうにか完成。
しかし、そのせいで一部の不要な記憶が飛んでしまったようです。
ん?思い出させてあげようかって?
余計なお世話ですよ!うわ〜ん。

2月13日(木) episode176;王将戦第4局

挑戦者羽生三冠王が勝ち、4-0で2年ぶりの復位を果たしました。
予想通りの結果でしたが、ここまで差がつくとは思いませんでした。
僕なんかが言えた事では無いのですが、今回の佐藤先生は前回のような独創的な構想が無く、気迫で圧されていたように感じました。
それが顕著に出たのが、この第4局だと思います。
何故、振り穴なのでしょうか?
確かに、佐藤先生は勝率の悪い方を持って、新しい構想を示すのが得意な棋士だと思います。
しかし、本局の指し回しは至って普通で、特別な構想があったようには思えませんでした。
何となくですが、"堅い=勝ちやすい"といった思考が根底にあるような気がしてなりません。
調子の良くないときというのはそんなものなのかもしれませんが、物足りなさを覚えました。
少しでも早く復活して欲しいと思います。

最近、お気に入りの曲を集めてCDにするのに凝っています。
"洋楽ベスト盤"と言ったらいいんでしょうか?
面白い組み合わせが思いついたら、とりあえず焼いています。
今まではネット将棋しかせず、PCの機能をまともに使っていなかったので、これで少しは買った価値が出てきそうです。

p.s. これって著作権法に触れてませんよね?
   個人が楽しむだけだから。
   ヤバい場合は、至急連絡を下さい。

2月12日(水) episode175;卒論発表会

心の内は既に決まっていたのですが、友達に誘われたので行ってみる事にしました。
ハッキリ言って、発表の内容はよくわかりませんでした。
しかし、希望している研究室の方にたくさんの話が聞け、収穫のあった1日だったと思います。

あとは希望調査表を記入したら終わり…残念ながら、そう簡単には決まりそうにありません。
成績がヤバすぎるんです。
うちの大学は、配属に関しては成績順。
僕の成績では、安全圏(希望する研究室に大抵は入れる成績)に到底届いていません。
しかも、目指しているのは希望者が溢れかえる人気の研究室。
普通に考えたら無理に決まってるのですが、自称"強運の男"ということで、ここも運だけで突破するつもりです。
希望者が少ない事を切に願います。

家に帰り、冷蔵庫に保管してあったおでんを食べると、何故か酸っぱいのです。
見た目は大丈夫だったのですが、自分の舌を信用し諦める事に。
ものを腐らしたのは久しぶりです。
食い意地だけは1人前なのに…くそっ!。
晩飯のネタが無くなりかなりへこんでいたのですが、よく考えると昨日作ったキムチ鍋のスープが残っていました。
早速ラーメンを投入し、キムチラーメンが完成。
思っていたよりも美味しかったです。
しかし、4人前も食べる事はなかったなぁ。
食い過ぎて苦しいよぉ〜

2月11日(火) episode174;物理の魅力

急に物理の話をしたくなりました。

まず、何故物理をやっている女性が少ないのでしょうか?
僕はある種の偏見だと思っています。
物理のイメージというと、"難しい数式を計算している"、"訳のわからない理論を声高に言っている"といったところでしょうか。
女性がこの分野を専攻しようかと迷ったとき、きっとこう思う事でしょう。
自分の美点が失われてしまうのではないか、と。
そして、他の分野に進んでしまうため、いつまで経っても男社会なのです。
別に男社会が悪いと言っているわけではありませんが、女性的な発想というものが無いというのは、他の分野と比べて随分損をしているように思います。

次に、先程少し触れましたが、本当に難しい事をやっているのか?という事です。
はっきり言うと、これは誤解です。
僕に言わせれば、学問の深さに差など無いと思っています。
ただ、初学者に対して敷居が高いというのは事実で、ある程度基本的な事がわかるようになるまでは、何をやっているのかちっともわかりません。
そして、ほとんどの人は敷居をまたぐ前に諦めてしまうようです。
こうやって、"物理=難しい"という誤解が、定着してきたのだと思います。

では、物理に興味を持つにはどうしたらいいのでしょうか?
僕が思うに、身近な現象に疑問を感じる事だと思います。
具体的な例としては"何故、風呂は勝手に沸かないのか?"
アホとちゃうか?と思うでしょう。
でも、理由をきちんと答えられる人は、そう多くはないはずです。

身近な事にも、重要な物理が隠されている事はよくあります。
そういう事を知りたいと思う人間が学んでいるわけで、マニアックな数式や知識を扱っているわけではないのです。
この文で少しでも誤解が解けたらうれしいな、と思います。

2月10日(月) episode173;恩人

人との出会いとは不思議なもので、ほんの偶然に過ぎない事で人生が変わってしまう事があります。
幸いな事に、僕は素晴らしい出会いに恵まれてここまで生きてきました。
今日は、僕に大きな影響を与えてくれた方々に、少しばかりの謝辞を述べてみようと思います。

まずは、僕が中学当時に連盟道場の手合い係をされていたIさん。
あの頃はまだ将棋を始めたばかりで、小さい子やおっさんに負かされまくる日々。
「俺はもうあかんかもしれん」と本気で悩んでいました。
そんな時、「初段に上がったら扇子をあげる」と励ましてくれたのがIさんでした。
それからもしばらくの間は負け続けたのですが、「扇子をもらえる」と思うと不思議と頑張れたのです。
(今も昔もプレゼントには弱い。)
そして3年後、ようやく初段に上がったその日、手合い係はIさんでした。
約束通り扇子をもらえたのは少し驚きました。
幼いながらも、励ますために言ったのだということはわかっていたから。
本当にうれしかったです。
今でもあの扇子はきちんと持っています。
今の僕があるのはこの人がいたからと言っても過言ではありません。

次は中学・高校時代のライバルK君。
彼は強烈な攻めが持ち味で、毎日のように何番も負かされました。
対抗するために編み出した"先攻逃げ切りの受け将棋"というスタイル。
ご存じのように、これは僕の将棋の根幹を成すものに成長しました。
この男なしには、僕の将棋人生は語れません。
にもかかわらず、中高時代にはいがみ合っていました。
「こいつだけには負けられない」、お互いにそう思っていたからです。
そんな彼が卒業文集に"自分に多大な影響を与えた人物"として、僕の名前を挙げてくれていたときには、グッとくるものがありました。
おそらく、"人生最大のライバル"であり、"僕を最も評価してくれている人"でしょう。
今は将棋を離れてしまっていますが、いつの日か復帰して、再び僕の前に立ちはだかった欲しいものです。

最後に予備校時代にお世話になったK先生。
偏差値が30しかなかった僕を粘り強く指導し、物理の道へと誘っていただいた恩人です。
この人に出会わなければ、研究者を志す事も無かったと思います。
合格報告に行ったときに休まれていて、お礼を言えていないのが唯一の心残り。
春休みがあるのも今年くらいなので、実家に帰ったときに会いに行こうと思っています。

他にもいろいろな方にお世話になってきました。
この場を借りて御礼申し上げます。
これからも、素晴らしい出会いがある事を期待して筆を置く事としましょう。

2月9日(日) episode172;支部対抗戦予選

完敗でした。
結果を詳しく書くべきなのかもしれませんが、思い出すのもイヤなのでやめておきます。
去年のリベンジどころか、西日本の舞台に立つ事すら出来ませんでした。
弱くなっている事は自覚していましたが、まさかここまでとは…。
勉強法を考え直さなくてはならないと痛感しました。

心技一体とはよく言ったもので、両方の充実無しに勝負事は勝てません。
今の僕は、技量が落ちているだけでなく、心の面でも少し不安定。
こういう時は、バラードが聴きたくなります。
といっても、"男1人で甘い曲"というシチュエーションはあり得ないので、ロック・メタル系のものばかり聴いています。
最近いいと思うのは、LED ZEPPELINのStairway to Heaven。
随分と古い曲(発売は僕が生まれる前)なのですが、現代でも通じる素晴らしいメロディーです。
こういう時代を超えた名曲がたくさんあるのがメタルのいいところ。
これで音がよければ最高なんですが、そこまで求めるのは贅沢なんでしょうね。
これからも、いい曲に出会ったらちょくちょく紹介していこうと思います。

2月8日(土) episode171;天の邪鬼

とにかく反骨心旺盛です。
立ちはだかる強大なものを倒したい、それだけのために生きていると言っても過言ではありません。
壁が高ければ高いほど燃える、そういう性格を持ち合わせた事は幸運だったと思います。
そうでなければ、今頃はもう生きるのに疲れ切ってしまっていたでしょうから。

物理学は大いなる壁の典型です。
この世で最も偉大な自然を相手に戦いを挑む、これほどスリリングな事は他にないでしょう。
大げさかもしれませんが、"戦う"ということが僕にとっての生きる意義なのだとかもしれません。
こいつとは死ぬまで戦おう、そう心に決めています。

将棋においては、もう少し現実的です。
目標は王座戦で上位に進出する事と○命館大学に一撃を入れる事。
未だに、本気でそんな事を思っています。
諦めてしまったらそれでおしまいなので、詰むまで投了はしません。
来年の春にはきっと素晴らしい新人が…今から楽しみです。

実生活においても、この性格はモロに出ています。
ブランド品には目もくれません。
安く、効率のいいものが大好きです。
現代人で尊敬する人はリーナス・トーバルズさん。
(ご存じかと思いますが、Linuxを開発した人物です。)
あんな生き方が出来るよう、日々研鑽していこうと思います。




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