小僧の将棋三昧(2009年6月分)

小僧の将棋三昧(2010年月分)

結婚を機に、リニューアルオープン!
タイトルは、高校時代の部誌から取りました。
将棋にはほとんど触れられない日々ですが、気持ちだけは持ち続けたい。
徐々に工夫していく所存ですので、よろしくお願いします。


 2010年10月31日(日) 1088:NHK杯
   NHK杯2回戦の伊藤四段−羽生NHK杯選手権者戦を観戦。
   戦型は伊藤四段のゴキゲン中飛車でした。
   これに対し,羽生選手権者は玉頭に位を張る作戦。
   私も得意としている指し方ですが,主導権を握りづらく,意外な感じがしました。
   本譜も伊藤四段が積極的に動き,羽生選手権者はカウンター狙いのような指し方。
   プロならば先手で千日手というのはあり得ませんが,アマチュアではよくあること。
   (私は序盤で時間を使うので,先手をもらっても持ち時間がないことが多く,必ずしも得とは言えない。)
   自分から動けないとなると,あまり良い指し方とはいえないのかもしれません。
   結局,カウンターを決めた羽生選手権者が勝利し3回戦に進出。
   しかし,感想戦を見る限りでは,思い切って駒損の仕掛けを敢行すれば,伊藤四段にもチャンスがあったよう。
   時間の短い将棋なら振り飛車が指せそうだっただけに,惜しい逸機でした。
   せっかく振り飛車党に転向したので,そのうちゴキゲン中飛車も試してみたいと思います。

 2010年10月30日(土) 1087:物忘れ
   このところ,物忘れが激しい。
   たとえば,今日は先日の救急外来料金を精算しに行ったのですが,借りたサンダルを忘れるという大失態。
   (救急搬送される際に,靴を持つのをうっかり。)
   台風の中を2度も行く気にはなれず,結局来週まで積み残すことに。
   他にも,買ってくるものを忘れるなど,二度手間になることがよくあります。
   これは日常生活に限らず,将棋でも同じ傾向。
   さっきまで考えていたことを忘れ,やってはいけない手を指してしまう事もしばしば。
   これが歳を取るということなのでしょうか。
   一方,ポカをやっても全く気にしなくなったのは,年の功というべきか。
   若い頃なら自責の念に駆られたでしょうが,「仕方ない」と割り切れるようになってきました。
   もちろん反省はしますが,ウジウジ引きずるようなことはほとんどなくなった気がします。
   良くも悪くもいい加減になったと感じる今日この頃。
   大雑把なのは生まれつきですが,果たしてこんなことで良いのでしょうか?

 2010年10月29日(金) 1086:四段昇段
   久しぶりにネット将棋を指しました。
   とりあえず,相手が居飛車なら振り飛車というのが現在の流儀。
   固めて荒っぽく捌き,切れないようガジガジ攻める。
   元々は居飛車党なので,こういう将棋は得意です。
   課題としては,駒がぶつかるまでいかに差をつけられないようにするか。
   いくら穴熊でも,姿焼きになってしまっては力の出しようがありません。
   今日はとりあえず四段にも復帰し,満足の内容。
   まだまだ知らない形も多いので,勉強に励みたいと思います。

 2010年10月28日(木) 1085:ドラフト
   運命のドラフト会議がありました。
   カープの1位指名は,予想通り大石投手(早大)。
   ところが,残念ながらくじを外してしまい,外れ1位は福井投手(早大)。
   5年前,巨人の下位指名を拒否し,一浪して早大に入学した選手です。
   個人的には先発型の即戦力投手が欲しいと思っていたので,良い選択だと感じています。
   2位から4位では懸案の即戦力左腕投手,5位で高校生捕手,6位で高校生投手を指名という結果。
   中でも,3位で外れ1位候補とも言われていた岩見投手(大阪ガス)を指名できたのが,一番の収穫と見ています。
   育成でも2投手を指名し,投手陣の立て直しを強く意識させるドラフトに。
   この中からどれだけカープを背負って立つ選手が出てくるのか,楽しみにしたいと思います。

   話は変わって,女流棋界。
   女流王将戦3番勝負の第2局,第3局が行われ,里見女流二冠が清水女流王将を降し,初の女流三冠に。
   CS放送棋戦のため持ち時間が短く,1日に2局の対局だったそう。
   (1勝1敗となった場合のみ。)
   棋譜は放映後に公開されるようなので,しばし待ちたいと思います。

 2010年10月27日(水) 1084:2連勝
   竜王戦第2局2日目が行われ,渡辺竜王が羽生三冠を降し2連勝。
   感想を読んでいないので詳しい事はわかりませんが,渡辺竜王の大局観が光った1局だったと思います。
   後手矢倉に光をもたらす今回の1勝。
   2手目△8四歩派には朗報ですね。
   次局も熱戦を期待しています。

   尿路結石発症から3日目。
   徐々に身体も慣れてきた気がします。
   水をガブガブ飲むのが少々キツいですが,この程度で済むなら上等でしょう。
   自然排出まではまだまだ掛かりそうなので,体質改善も含めて頑張って行きたいと思います。

 2010年10月26日(火) 1083:竜王戦第2局
   竜王戦第2局が始まりました。
   羽生三冠の先手で始まった対局は,相矢倉の定跡形に。
   私は後手を持つことが多い形ですが,経験的には勝ちにくい変化。
   プロレベルではともかく,アマチュアレベルでは一方的に攻められる先手が楽なのは確かです。
   個人的には後手が良くあって欲しいですが,羽生三冠が熟慮の上で選んだ変化。
   少なくとも,先手が互角以上の形勢だと思います。
   封じ手は平凡に▲6四銀が有力かと。
   明日も激戦必至なので,さっさと帰って見たいと思います。

 2010年10月25日(月) 1082:尿管結石
   早朝,背中の激痛で目が覚めました。
   まだ医療機関が空いている時間ではなく,妻とも相談し生涯初の救急車に。
   (消防車は何度も乗ったことがあるんですけどねぇ。)
   診断結果は『尿管結石』でした。
   知人から痛いとは聞いていましたが,これほどとは。
   そんなこんなで,今日は会社を休んで静養。
   思い出してみると,予兆と思われる症状はいくつもありました。
   背中や腰の痛み,尿の色の変化など,一度患っていればすぐに気がつく症状もあったと思います。
   実際,何も起きなくても朝から病院へ行く予定ではありましたが,こんなことになるとは自分でもビックリ。
   自分の体は自分で守る。
   以前勤めていた会社の標語ですが,身に染みて感じます。
   幸いにして,現在はほとんど痛みもなく,日常生活には支障なし。
   自然排出を待つそうなので,じっくり付き合っていきたいと思います。

 2010年10月24日(日) 1081:匠の技
   NHK杯戦,広瀬王位−渡辺竜王戦を観戦。
   戦型は,ファンの目を意識したのか,広瀬王位の振り飛車穴熊に。
   タイトルホルダーたるもの,こうでなくてはなりません。
   渡辺竜王は当然のように居飛車穴熊にし,大駒を切って食いつく展開に。
   その後は,延々と60手近く金銀の打ち換えを繰り返しました。
   私は金銀の厚みで押して行く棋風のため,こういった順はあまり苦にしないほう。
   それでも,お互いに妥協せず,千日手にならないよう指していく技術は,さすがタイトルホルダーだと唸らされました。
   結局,有利と見たのか渡辺竜王が打開したものの,私見では広瀬王位がやや優勢に。
   しかし,薄くされたのが痛かったか,最後は詰めろ桂取りで要の桂を抜いた渡辺竜王の逆転勝利となりました。
   短い持ち時間ながら,これぞプロという素晴らしい内容の将棋。
   名著『米長の将棋』で金銀の打ち換えを嫌がっては強くなれないと書いてありましたが,まさにその通りですね。
   私ももっと粘り強く指せるよう,研鑽を重ねたいと思います。

 2010年10月23日(土) 1080:博物館めぐり
   国立新美術館で開かれている『ゴッホ展』に行ってきました。
   夫婦ともども,こういったものにはあまり興味がないのですが…
   招待券を貰ったので,ものの試しに行ってみたのです。
   有名画家の展示のため混雑しているとは思っていたのですが,予想以上の人出。
   ゴッホの絵を見たい人がこれだけいる。
   その事実を知っただけでも勉強になったと思います。
   美術には全く造詣がないのですが,機会があったらまた行ってみたいと思います。

   その後は,せっかく東京に出てきたこともあり,古代オリエント博物館で開かれている『古代メキシコ・オルメカ文明展』へ。
   こちらは比較的空いており,じっくり見ることができました。
   古代史の知識があるわけでもないのですが,こちらの方が我が夫婦には好みかなと。
   何だかわからないけど凄い!
   これで十分な気がしています。
   東京には博物館はいくらでもあるので,気が向いたらまた足を運びたいと思います。

 2010年10月22日(金) 1079:新人王戦
   新人王戦第3局が行われ,阿部四段が加來アマを降し,2勝1敗で新人王に。
   戦型は,加來アマ得意の力戦に対し,阿部四段は居飛車穴熊指向。
   穴熊にされてはたまらんとばかりに加來アマが動き,激しい戦いとなりました。
   優劣不明の戦いが続きましたが,阿部四段が自玉の安全度を見切って激しく攻め合ったのが好判断。
   最後は華麗に着地を決め,新人王獲得に花を添えました。
   個人的には,プロは強くあるべきだと思っているので,この結果で良かったと思っています。
   阿部四段の将棋はあまり観たことがなかったのですが,踏み込みの良いプロらしい棋風。
   大活躍する日も近いと感じます。
   そろそろ羽生世代に風穴を開ける若手が出てきてもいい頃。
   今後の活躍にも期待しています。

 2010年10月21日(木) 1078:倉敷藤花戦
   女流棋戦の倉敷藤花戦第1局が行われました。
   里見倉敷藤花に挑むのは岩根女流二段。
   岩根女流二段は私と同学年であり,関西女流棋界のアイドル的な存在。
   関西将棋連盟道場で何度も見かけたこともあり,何となく応援しています。
   (力が手合い違いだったため,対局したことはないのですが。)
   戦型は,両者得意の相振り飛車。
   男性棋士の解説を見ているとミスもあったようですが,どちらにも勝機のある大熱戦でした。
   最後は岩根女流二段が上手く寄せ,タイトル戦初勝利。
   初タイトル獲得のためには一気に連勝で決めたいところですが,果たして!?

 2010年10月20日(水) 1077:飲み会
   会社の飲み会がありました。
   お酒が強いほうではありませんが,こういう会だけは顔を出すほう。
   基本的に面白い話題もなく,平凡な人間なので,聞き役に徹することが出来れば楽です。
   もっとも,そういう私を見ていると,楽しくなさそうだと感じる人が多いよう。
   十分楽しんでいるつもりなのですが,ちょっと感覚がズレているのかもしれません。
   若い頃は自己主張もしましたが,「中庸」が一番だと感じる今日この頃。
   頑張りすぎないことをモットーに,のんびり構えて生きたいと思います。

 2010年10月19日(火) 1076:歓喜
   パ・リーグCS第6戦が行われ,千葉ロッテが福岡ソフトバンクを降し日本シリーズに進出!
   シーズン3位のチームとして初めての快挙となりました。
   今日10月19日は,22年前に近鉄が優勝を懸け,川崎球場でロッテとダブルヘッダーの死闘を繰り広げた日。
   何かとロッテ球団に縁のある日なのかもしれません。
   本日先発の成瀬投手は,第1戦に続いての完投勝利。
   素晴らしいの一言に尽きますね。
   千葉県民としても嬉しく思います。
   来年は,この歓喜を是非カープファンにも!
   頑張りを期待しています。

 2010年10月18日(月) 1075:マイホーム
   自宅で過ごすのが一番休まる。
   偽らざる本音です。
   リフレッシュで旅行へ行くという人がいますが,私には信じられない。
   外へ出ると何かしらの不自由が生じますし,それに伴うストレスもある。
   確かに片付けはしなくて良いですが,不自由な空間に押し込められた感が否めないのです。
   だからこそ家にはこだわる。
   なかなか理想的な家は見つかりませんが,これだけは妥協できません。
   「不動産に掘り出し物なし」。
   良い家を手に入れるためにも,まずは頑張って働くことが大事。
   このところ休みもなく少々疲れていますが,頑張りたいと思います。

 2010年10月17日(日) 1074:休養日
   福岡より帰宅しました。
   予定より飛行機が早く着いたため,昼過ぎに帰宅。
   この時間に帰れると,半日は自由に使えるため,お得感があります。
   ということで,早速ネットで棋譜並べ。
   今週末は,竜王戦第1局,A級順位戦2局と盛り沢山でした。
   結果は新聞等で報じられているため省略しますが,3局とも予想とは逆の結果となり,少々驚いてます。
   逆に言えば,トップレベルの差がそれだけ縮まっているということなのでしょう。
   休養日だったこともあり,今日はさらっと並べただけ。
   (真剣に棋譜を並べると,見た目以上に疲れるので。)
   とても深い内容だったので,時間を見つけてもう1度並べ直したいと思います。

 2010年10月16日(土) 1073:方向感覚
   仕事も無事に終え,ラーメンも食べました。
   博多での仕事はやり終えた感があります。
   仕事とはあまり関係がないのですが,最近の悩みは方向感覚。
   以前は一度地図を見ればほぼ間違えることは無かったのですが,最近では逆行していることもしばしば。
   (バイクはナビもないため,長距離ツーリングではかなり細かく道を覚えていた。)
   感覚的なものをなにより重視して生きてきただけに,衰えを感じざるを得ません。
   普段の生活でそれほど障害がないのは,経験によるもの。
   未知のものに対応する力は,確実に落ちていると感じます。
   「迷って飛行機に乗れない」なんてことが無いよう,明日は余裕を持って行動したいと思います。

 2010年10月15日(金) 1072:博多
   生まれて初めて博多に来ています。
   通り過ぎたことはあったのですが,街を歩いたのは初めて。
   もちろん,遊びではなく出張です。
   もっと雑然としているのかと思っていましたが,屋台もなくオフィス街という印象。
   札幌や仙台,広島などもそうですが,中心部を外れると急に人影もなくなり,寂しい感じがします。
   駅の地下街は大半が20時で閉店のようで,お目当てのラーメンには巡り合えず。
   夕食には,「元祖」と銘打っていた博多うどんを食べました。
   (うどんが博多の発祥だったとは。初めて知りました。)
   妻は首都圏が大好きですが,個人的には地方都市の方が好み。
   日が暮れたら家に帰り,家でのんびり過ごすような生活が理想です。
   久しぶりに2泊3日の旅なので,少しくらいは博多の街も楽しみたいと思います。

 2010年10月14日(木) 1071:開幕
   渡辺竜王に羽生三冠が挑戦する,第23期竜王戦7番勝負が開幕しました。
   注目の第1局は,渡辺竜王の先手で横歩取り△8五飛に。
   羽生三冠の趣向に渡辺竜王が激しい順を選んだため,1日目から大変なことになりました。
   ぱっと見た感じでは先手が指せそうですが,羽生先生が自ら不利になる順に誘うとは考えにくい。
   バランスの取れる順を編み出してくるのは間違いないと思います。
   第1局からこれだけ深い研究を要する将棋になるとは,さすがに最高峰の将棋。
   明日の戦いからも目が離せませんね!

 2010年10月13日(水) 1070:奇跡の救出
   2ヶ月以上前に起きたチリ鉱山での落盤事故。
   救助用のトンネルが貫通し,いよいよ本格的な救助が始まりました。
   地下700メートルに閉じ込められてから70日。
   極限状態の中で大きな混乱もなくここまでこれたのは,ただただ驚嘆の一言。
   鉱山労働という過酷な環境に慣れた人の集まりだからこそだと思います。
   人間として最も重要なのは精神力だということを改めて感じました。
   なお,肝心の救助作業は48時間程度掛かる模様。
   映画化も予定されているという奇跡の救出劇に,チリだけでなく全世界が注目しています。
   早く無事に終わることを祈らずにはいられませんね。

 2010年10月12日(火) 1069:新人王戦第2局
   新人王戦第2局が行われ,加來アマが阿部四段を降し,1勝1敗のタイに。
   戦型は,加來アマの雁木右玉に対し,阿部四段は急戦策。
   序盤からお互いに突っ張りあい,一歩も引けない大決戦に。
   それでいて全然玉が寄らないという不思議な将棋でした。
   力戦派の加來アマとしては,勝つならこれしかないという展開。
   奨励会で鍛えた地力を発揮したという印象です。
   1勝1敗となり,勝負の行方は最終局へ。
   個人的にはまだ阿部四段持ちですが,果たして!?

 2010年10月11日(月) 1068:あから2010
   清水女流王将と将棋ソフト「あから2010」の対局が行われました。
   最近のソフトはネット道場で3000点を越える実力。
   (ちなみに,私は2100〜2300点のあいだをウロチョロする程度の棋力。)
   正直なところ,女流棋士で最高の実績を誇るとはいえ,清水先生が相当に分が悪いと思っていました。
   注目の戦型は,「あから2010」の趣向で力戦振り飛車。
   女流棋士にはこの手の流行形を指しこなす棋士があまりおらず,ますます勝ちにくい展開となりました。
   それでも,中盤まではそこそこ勝負形でしたが,徐々に実力の差が出て最後は大差に。
   正直なところ,トッププロとアマチュアくらいの差があるように感じました。
   日々進歩するコンピュータ将棋。
   男性棋士が敗れる日も近いかもしれませんね。

 2010年10月10日(日) 1067:アマ王将戦北関東大会
   ベスト32に終わりました。
   ベスト16以降は明日の開催だったため,勝てたらもう1日だったのですが…
   実力不足なので仕方ありませんね。
   特に,最終局は,寄せ間違いのオンパレード。
   おまけに相手の二歩にすら気づかないとは,脳が限界だったとしか言いようがありません。
   中盤で投了形だったため,惜しいというほどの内容でもないのですが…。
   勝っていれば全国クラスの強豪と指せただけに,それだけが残念です。
   一方,それまでの3局は,今季最高と言って良い内容。
   とにかく粘り強く,集中を切らさずに指せたと思います。
   粘ってナンボの我が将棋。
   効率は悪いと思いますが,これからも納豆流に磨きをかけて行きたいと思います。

 2010年10月9日(土) 1066:外遊
   大学時代の先輩,H氏と遊びに行きました。
   三井美術館→ビリヤード→将棋&ゲーム(H邸)という流れ。
   互いに負けず嫌いのため,ついつい熱くなり疲労困憊。
   こんなに思い切り遊んだのは,いつ以来でしょうか?
   若い頃はいろいろ無茶もしましたが,この歳になると体力にも翳りが。
   少しは運動をし,身体を鍛えないといけませんね。
   なお,明日はアマ王将戦の予選があるため,夜はそこそこの時間に寝るつもり。
   他府県の選手と指せるまたとない機会なので,頑張りたいと思います。

 2010年10月8日(金) 1065:ネット将棋
   久しぶりにネット将棋を指しています。
   自分でも恥ずかしくなるほど序盤がヘタクソ。
   すぐに押さえ込まれてしまい,なかなか将棋になりません。
   それでも,押さえ込まれたのを必死にもがいて攻める。
   そんな将棋ばかり指しています。
   不利になると苦しいのは確かですが,方針はわかりやすい。
   意図的ではないにせよ,私に棋風には合っているのかもしれません。
   先攻逃げ切りこそが最高の形だと思っているのですが…
   理想と現実のギャップに悩む今日この頃です。

 2010年10月7日(木) 1064:新人王戦第1局
   初のアマチュアによるプロ棋戦優勝なるか!?
   元奨励会三段の加來アマと阿部四段によって争われる,新人王戦三番勝負が開幕しました。
   ここまで,逆転に次ぐ逆転で勝ちあがってきた加來アマ。
   参加制限があるとはいえ,もしもアマチュアがプロ棋戦で優勝するようなことがあれば大事件です。
   一方の阿部四段は,今季の勝率ランキングトップを走る期待の新鋭。
   順位戦でも4連勝と突っ走っており,決勝進出も全く不思議ではない印象です。
   注目の対局は,力戦調の立ち上がりから加來アマが右玉へ。
   これに対し,阿部四段は矢倉に組んで猛攻。
   息もつかせぬ激しい攻めで一気に寄せきり,新人王獲得に王手を掛けました。
   阿部四段の強さが目立った本局。
   内容を見る限りでは2連勝濃厚に見えましたが,果たして!?

   カープの前田健太投手が先発したものの,敗戦投手に。
   投手三冠を目指すべく奪三振8つを奪う力投でしたが,打線の援護がなく完敗。
   三冠獲得はほぼ間違いないものの,沢村賞獲得へ印象の良くない最終登板となりました。
   とはいえ,タイトル獲得は見事の一言。
   これだけ打線の援護がない中での最多勝獲得は,とても意義のあることだと思います。
   来季の更なる活躍に期待したいですね!

 2010年10月6日(水) 1063:進歩
   最近,定跡の進歩についていけません。
   将棋世界,週刊将棋,どちらを読んでも理解できない。
   こうなると,ある程度の結論が出るまでは,最新形には触れないようにするしかありません。
   何だか,藤井システムや横歩取り8五飛車が出始めたときのような印象。
   自分で開拓できないときは,結論だけをマスターして次へ進む。
   物理学をやっているせいかもしれませんが,こういう思考が自然と身についているのです。
   (物理学は1人の天才が時代を切り拓き,100人の秀才がそれを応用していくことで成り立っていると思う。)
   逆に,定跡のほとんど進歩していない形はそれなりに研究しているつもり。
   対振り飛車急戦や相掛かり,角換わり右玉など,一般受けしない形は得意。
   いかに得意形に誘導し,力の勝負に持ち込むかが鍵です。
   今週末からはいよいよ秋の大会シーズン。
   準備不足ではありますが,精一杯頑張りたいと思います。

 2010年10月5日(火) 1062:大一番
   A級順位戦,渡辺竜王−森内九段戦が行われています。
   今季の名人挑戦権を占う大一番。
   戦型は,後手の森内九段の注文で一手損角換わりとなりました。
   これに対し,渡辺竜王は棒銀を選択。
   難解な戦いが続いています。
   難しすぎて全くわからないのですが,午後11時現在,個人的にはやや後手持ちかと。
   玉が広く,急所に駒が利いているのが私好みです。
   決着は明日にずれ込みそうなので,今日はこのあたりで休むつもり。
   明日の朝を楽しみにしたいと思います。

 2010年10月4日(月) 1061:エアコン
   エアコンが新しくなりました。
   壊れてから1ヵ月半余り,ようやくという感じです。
   (温度設定が壊れただけで,冷房機能は生きていたため暑さは凌げた。)
   今年は猛暑だったこともあり,管理会社に注文してからも一向に工事が進まず。
   暑さも終わり,暖房が必要になる頃になってからの取り付けとなりました。
   それでも,北向きで寒さの厳しい我が家には,省エネエアコンの設置は朗報。
   この夏は電気代が大変なことになっただけに,家計改善にも期待が持てます。
   この冬は暖かい日々を過ごすことができそうですね。

 2010年10月3日(日) 1060:シンプル・イズ・ザ・ベスト
   シンプルなものが一番。
   最近,つとにそう思います。
   例えば,代表的なものとしてはコーヒー豆。
   いろいろなコーヒーを飲み比べてきましたが,最近の好みは『ブラジル』。
   ブレンドのベースによく使われる豆ですが,至って平凡な味です。
   だからこそ,飲み続けても飽きない。
   値段も安く経済的なのも魅力です。
   普通の味が物足りなくなってきたら,またイロイロ探す旅に出るつもり。
   仕事も徐々に立て込んできているので,しばらくはこの豆を楽しみたいと思います。

 2010年10月2日(土) 1059:将棋世界11月号
   市川の有名ケーキ店「モンペリエ」の支店が駅前にオープンしたので,買いに行ってみました。
   基本的に甘党なのですが,洋菓子の甘いものはやや苦手。
   さっそく味わってみましたが,甘さ控えめで生地も美味しく,なかなかのお味。
   行列ができる店だけのことはあると感じました。
   私以上に嫁さんは甘いもの(特に洋菓子)には目がないので,重宝することになりそうです。

   書店へ立ち寄ったところ,将棋世界11月号があったので購入。
   3日が日曜日のため,1日前倒しの発売となったようです。
   今月号の目玉は里見女流二冠vs屋敷九段の企画。
   結果は書きませんが,里見先生の強さが光る内容でした。
   そして,追加企画として,来月号ではS九段との対局が組まれる模様。
   名前こそ伏せられているものの,おそらく「1秒間に1億と3手読む」と言われるトッププロの事でしょう。
   (初代竜王の先生もS九段ですが。)
   S先生は独創的かつ剛直な棋風ゆえに,序盤で失敗することも多々ある将棋。
   終盤力が手合い違いのため勝つのは難しいと思いますが,結果に注目しています。

 2010年10月1日(金) 1058:初勝利
   本日のカープは,ドミニカのカープアカデミー出身,ソリアーノ投手が完封勝利!
   これまでも良い投球をしていましたが,結果には結びつかず。
   今季中の初勝利は難しいかと思いましたが,大事な試合で結果を残しました。
   この結果,マジック1となっていた中日が4年ぶりの優勝!
   まさに投手陣の充実によって成し遂げられた結果だと思います。
   一方のパ・リーグでは,ロッテがオリックスを降し,CS進出!
   最終戦まで激しい争いとなりましたが,前半戦の貯金が生きた格好となりました。
   これでCS1回戦は西武vsロッテの組み合わせに。
   両者とも後半戦になり勢いを失っており,勝敗予想は難しいところ。
   今季の対戦成績を見る限りではロッテがやや有利と見ますが,果たして!?

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