急戦小僧の独り言(過去の独り言)




2月23日(金) episode1640;黒字経営

早くも花粉が舞い、目鼻に厳しい今日この頃。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

先日発表された決算で、我らが広島カープは32年連続の黒字。
億単位の赤字を出す球団も多い中、頑張りが目立ちます。
特に昨年度は、放映権料が激減するなど苦戦が予想されましたが…
グッズの売り上げや地域密着の球団を目指す事で何とか乗り切った模様。
あとは、苦戦が続く観客動員さえアップすれば、盤石の経営と言えるでしょう。

『スタメン全員の年俸合計が他球団主力選手1人分に及ばない。』
こんな現状を打破するためにも、ファンサービスを充実させ、球場に呼び戻さねば!
新球場も建設されますし、これからのカープがどうなっていくのか注目です。

本日はこれから飲み会。
酔いつぶれぬよう、自制したいと思います。
それでは行ってきます!


2月22日(木) episode1639;レディースオープントーナメント2006決勝第3局

矢内女流名人と里見女流1級の間で争われた、レディースオープントーナメント2006。
第1局は里見女流1級、第2局は矢内女流名人が制し、第3局へともつれ込みました。
振り駒の結果、里見女流1級の先手に。
戦型はこれまでの2局同様、里見女流の中飛車でした。

これに対し、矢内女流名人はややクラシックな23玉型の左美濃を選択。
その後、両者とも銀冠へ組み換え、完全な持久戦となりました。
膠着状態の中、矢内女流名人は千日手も辞さずの構え。
里見女流1級は師匠譲りの端桂で打開を図り、局面が激しくなりました。
(里見女流1級は、森九段門下。)

個人的な見解としては、このような戦いになると金銀の密集度が高い居飛車がやや有利かと。
本譜は仕掛け直後に里見女流の指しすぎがあり、形勢が傾きました。
“堅い、攻めてる、切れない”が実現しては、終盤力が持ち味の里見女流1級も為す術なし。
矢内女流名人が手堅く押し切り、優勝を果たしました。

最年少優勝こそならなかったものの、この活躍で里見女流は女流初段に昇段。
まだ14歳、これからどれだけ強くなるのか、期待の若手です。
来年度には将棋連盟から独立する事が決まった女流棋士会ですが、これからも注目ですね。


2月21日(水) episode1638;ネット将棋

我を忘れました。
もう、勤務後のネット将棋はやめる事にします。
全く勝てずに熱くなり、時間があるため延々とやってしまう。
この悪循環が続き、1日で100点以上下げてしまう事もしばしばです。

もっとも、1日2敗のルールにすれば、こんな事はなくなるのでしょうが…
消化不良のまま寝ても、精神衛生上、良くありません。
もっとも、勝っても負けても、将棋自体が精神に支障を来す作用があるのは確かですが…
我ながら“狂ってしまっている”と感じます。

このままでは本当におかしくなってしまう。
その前に自制するのが、正しい生き方ではないかと思うのです。
将棋を指せない事で、逆にストレスが溜まる事もあるでしょうが…
しばらくは、我慢の日々を続けようと思います。


2月20日(火) episode1637;風は山河より

宮城谷昌光著『風は山河より』第3巻を読了。
今月末には第4巻が出版されるため、ギリギリ間に合ったという感じです。

主人公は菅沼三代(定則、定村、定盈)ですが、例の如くやや本筋からは外れ気味。
特に第3巻は岡崎松平家が中心で、菅沼一族はほとんど出てこなかったような気がします。
宮城谷作品ではいつもの事ですが、気がつくと二代目定村が戦死。
この展開にはさすがに驚きを覚えました。
(定村は、全体を通してほとんど出てこなかったように思うのですが…)

次巻はどのようなドラマが待っているのか。
月末を楽しみに待ちたいと思います。


2月19日(月) episode1636;受けの美学

粘り強い受けが戻ってきました。
本日は3局対局。
1局目は後手番力戦矢倉から、相手の無理攻めを咎め完封勝ち。
2局目は後手番角換わり力戦で、敗勢の将棋を粘って入玉し、持将棋に。
3局目は後手番急戦矢倉から持急戦調となり、相手の攻め駒を責め、またも完封勝ち。
我ながら手厚い指し回しが出来たと思います。

もっとも、2局目はハッキリ負けだっただけに、手放しでは喜べませんが…
馬を犠牲に入玉を目指す指し回しには、精神的な充実を感じます。
(先日までであれば、“馬をタダ捨てして粘るようでは、どうせ負ける”と諦めていたところ。)
この勢いで、再び2200点を突破すべく頑張りたいと思います。


2月18日(日) episode1635;河津桜

伊豆半島南端の名桜、河津桜を見に行ってきました。
勤務終了後に向かったため、既に暗くなっていましたが…
この時期は『河津さくら祭り』の一貫として、夜桜ライトアップが行われているのです。

今年は暖冬傾向だという事もあり、例年より1週間程度早い開花だそう。
あいにくの空模様でしたが、夜陰に佇む桜は非常に綺麗でした。
わざわざ出向いてきた価値があった、そう感じさせる美しさだったと思います。
見頃は3月初旬までとの事。
既に満開ですので、伊豆近郊の方は是非一度ご覧あれ!

暖冬といえば、困った事に既に花粉が飛び始めているとの事。
花粉症の身としては、目薬が欠かせない時期となりました。
前述のように眠気に襲われる日々も続いていますし、何とかしなくては!
良い方法があれば、是非教えてください。
よろしくお願いします。


2月17日(土) episode1634;ゴルトベルク変奏曲

J.S.バッハ作曲の名曲『ゴルトベルク変奏曲』。
不眠に悩む伯爵に贈られたというこの曲。
クラシックの音楽の中でも1、2を争う好きな曲です。

多数の演奏が発売されていますが、グレン・グールドの演奏はまさに白眉。
1955年、81年の2度に渡り録音されているのですが、どちらも甲乙付けがたい素晴らしさ。
このところ、55年盤の方にすっかりハマっています。
(ちなみに、55年盤はモノラル録音。愛好家以外の方には81年盤がオススメ。)

こんな曲を聴いたら、睡眠欲旺盛な私は眠るより他ありません(笑)。
ごはんを食べるのも忘れ、バッハの調べに酔いしれながら至福の世界へ。
端から見れば、怠惰なだけかも知れませんが…
勝負やしがらみから一切解放されたこの瞬間こそが、人生で一番幸せかも知れません。

ちなみに、オートバイ小説で有名な作家、斎藤純さんもグールドの熱心な愛好家。
将棋界でもクラシックを愛す棋士は多いそうで、何らかの共通点があるのかもしれません。
これについてはイロイロ思うところもあるのですが、書き出すと止まらないのでまたの機会に。
明日も良い一日でありますように。


2月16日(金) episode1633;王将戦第5局

羽生王将に佐藤棋聖が挑戦する、王将戦第5局2日目が行われました。
このところ、2日目しか日記に書かれないのは、見るのを忘れてしまっているから(苦笑)。
すっかり怠惰に成り下がってしまっています。
昨日の日記にもあるように、ヒマがあったら寝てばかりいる私。
1年間の疲れが徐々に出てきているように感じます。

閑話休題。

対局の方は、先手の佐藤棋聖が相矢倉森下システムを選択。
羽生王将はやや旧式の対策を見せましたが、この形は過去に勝利を収めた事が無く、やや味の悪い戦型に。
そんな事で勝負が決まる訳ではありませんが、先にリードした余裕を感じさせる序盤戦術でした。
中盤以降、羽生王将の攻めが息切れ気味になり、佐藤棋聖がこれに乗じて入玉。
ハッキリ寄らない形となり、勝利は目前かと思いました。

ところが、ここから羽生王将が驚異的な頑張り。
逆転不可能な将棋を延々と指し続け、何と207手まで頑張りました。
最終的に敗れはしましたが、永世王将位への執念を見せた1局だったように思います。
両者充実感のある今期王将戦。
勝負の行方はまだまだわかりませんね!


2月15日(木) episode1632;惰眠

朝起き、朝食兼夕食を食べお昼寝。
起きて夕食を食べ、またも一休み(笑)。
“これでもか!”というくらい、寝まくった1日でした。

『せっかくの休日だから、もっと有意義に暮らしたかった。』
そんな思いもあるのですが、体がついてきません。
暖冬のせいか、花粉症のせいなのか。
とにかく眠くて仕方ありません。

不眠症よりはよっぽど健康的とはいえ、あまり笑える状況ではありません。
いつか寝坊してしまうのでないか、そんな恐怖に駆られています。
(ちなみに、まだ定刻に遅れて出社した事は一度もありません。)
体調を崩す人が周囲に多い今日この頃。
健康管理には十分注意したいと思います。


2月14日(水) episode1631;強風

私の住む駿東郡長泉町は、風の強い日がとても多い。
ここ10数年ほど山間部の盆地に住んできたためか、非常に違和感を覚えます。
海にも面していないのに、どうしてこんな事になるのか?
富士山から吹き下ろす訳でもありませんし、原因は不明です。

この現象、朝からならまだ良いのですが、出勤後に起こるともう大変。
洗濯物を干した日には、最悪の極みです。
飛ばないように工夫はしているのですが、竿ごと地面に落ちていたりする有様。
ハッキリ言って、受けがありません。

本日は寝坊が幸いし、洗濯が間に合わず。
洗濯物を干してから出勤していたら、確実に全滅でした。
この急変する気候、どうにかならないものでしょうか?

明日は平穏な一日である事を祈るばかりです。