急戦小僧の独り言(過去の独り言)




2月13日(火) episode1630;週刊将棋

このところ火曜にしか届かなくなりつつある週刊将棋。
首都圏では日曜に届く場所もあるそうで、田舎に住んでいる事を改めて実感。
こんな時だけは、都会を羨ましく思ったりします。

もっとも、前の住居と比べれば、ここでも雲泥の差。
歩いて行ける距離にコンビニもあるだけで、十分便利に感じます。
(何度も書きましたが、前の下宿ではコンビニまで歩いて30分、バス停や電車の駅は果てしなく遠い。)
冬だというのに信じられないくらい暖かいですし、生活するには文句なし。
あとは、週刊将棋が日曜に届けば!(違)

『キミにとって将棋とは?』と問われれば、『酸素』と答えるおバカな私。
我が人生、将棋から縁を切るのは難しいようです。


2月12日(祝) episode1629;ビリ

将棋倶楽部24名人戦が閉幕。
最終週は金、日に待っていたものの、対戦相手が現れず。
3勝6敗、勝ち点15で15人中13位。
前述のように対局消化者は13人しかおらず、実質ビリでした。

弱くなっているのは自覚していましたが、この成績は耐え難し!
将棋を始めて14年、これほどの屈辱を味わったことは、今まであったでしょうか?
何より、自分が許せません。
将棋に割ける時間は確実に減っていますが、何とか強くならねば!
そう強く感じた大会でした。

本戦が無くなったため、しばらくは大会もなく平穏な日々。
かつての私からは想像できないほど、まったりとした生活です。
このまま牙を抜かれ、終わってしまうのか?
正念場に立たされつつある今日この頃です。


2月11日(日) episode1628;棋王戦第1局

森内棋王に佐藤棋聖が挑戦する、第32期棋王戦5番勝負が開幕しました。
振り駒の結果、先手を得たのは佐藤棋聖。
森内棋王は一手損角換わりを選択し、佐藤棋聖の攻め、森内棋王の受けという展開になりました。

中盤、森内棋王が思い切って5段目へ銀を進出。
これに対し、佐藤棋聖が激しく反発し、派手な打ち合いとなりました。
ギリギリの手に汗握る攻防。
解説がないと全く意味がわからない、難解な将棋でした。

勝利の女神が微笑んだのは、佐藤棋聖。
このところ調子が上がっていませんでしたが、この勝利で勢いづくのか!?
平行して行われている王将戦も含め、佐藤棋聖から目が離せませんね。


2月10日(土) episode1627;岐路

このところ、人生の岐路に立っていると感じます。 詳しくは書けませんが、重要な選択を迫られている事案がたくさんあるのです。
“どれを選んでも一局”。
将棋に例えると、こんな感じでしょうか。
人生の方針を決める時期に来たのだと思います。

こんな時、将棋であれば…“第一感に従う”。
自分の信じる道を迷わず進みます。
それだけの鍛練を積んできたつもりですし、自分に自信もあります。
一方で、人生に関しては“流されるまま生きてきた”私。
自分で決断したと言うよりは、定められた運命に従ってきた気がします。
いま、自ら切り拓くすべきか?、運命に従うべきか?
人生の勝負所を迎え、悩める日々が続きます。


2月9日(金) episode1626;株式投資

株式投資を始めました。
銀行に預けていても、利子より手数料が何倍も高いこのご時世。
積極的に財産を殖やさないと、生きていけない世の中になっていると感じます。

投資方針としては、年度末という事もあり、配当利回りを重視。
優良企業を手堅く買い、とりあえず配当で少し儲けようという作戦です。
余剰資金の活用ですから、大損しない事が最も大事。
リスク回避のため、投資先も複数に分けており、盤石の体制です。
どれだけの儲けが出るか、年度末が楽しみですね!

本日は、B級1組、B級2組順位戦が行われています。
日記を書いている時点では、昇級戦線には異状なし。
勝負は最終節までもつれ込むのか!?
詳細は明日の日記にて、お伝えしようと思います。


2月8日(木) episode1625;王将戦第4局

羽生王将に佐藤棋聖が挑戦する今期の王将戦。
本日は第4局2日目が行われました。
戦型は後手、佐藤棋聖のゴキゲン中飛車。
羽生王将は丸山ワクチンから角を手放し、歩得を狙う作戦でした。

中盤までは明らかに羽生ペース。
苦しくなった佐藤棋聖は角桂交換駒損を覚悟で猛攻。
素人目にはなかなか受けづらく、逆転模様かと思いましたが…
丹念に受けに回った羽生王将の構想が秀逸で、僅かに届かず。
羽生王将が3勝目を収め、永世王将位獲得まであと1勝となりました。

挑戦権獲得には至るものの、そこから結果の出ない佐藤棋聖。
棋王戦も開幕を迎え、調子の下降が気になります。
棋界を盛り上げるためにも、何とか復調して欲しいものですね。


2月7日(水) episode1624;鬱憤

ネット将棋で負け続けています。
あまりに忘れている事が多すぎ、2局ではとても終われません。
かつて得意とした急戦定跡は全く思い出せず、仕掛けた直後にダメになる事もしばしば。
(序盤で悪くなるのはいつもの事なので、投げたりはしないのですけど。)
我ながら呆れるばかりです。

しかも、最近の課題はこればかりではありません。
粘り強い指し回しが出来ず、すぐに完封されてしまいます。
完切れになってから頑張るのですが、時既に遅し。
手数は掛かるものの、全く勝ち味のない将棋が多く困っているのです。

両方とも、問題解決にはなかなか時間が掛かります。
知識を呼び起こすと共に、精神面を鍛えるというこの課題。
真摯に将棋を愛し、一心に取り組む事で、このスランプを乗り越えたい!
これからも、不屈の魂で頑張りたいと思います。


2月6日(火) episode1623;週刊将棋

週刊将棋が届きました。
いつもは月曜に配達されるのですが、郵便事情に因るものなのでしょう。
『郷田九段名人挑戦!』の記事を早く見たく、ウズウズしながら待っていたのです。

名人戦特集こそ組まれていませんでしたが、郷田九段がトップを飾るだけでファンとしては嬉しい!
あとは、名人戦での勝利が一面で大々的に報じられるのを待つばかり。
お互いに居飛車党だけに、今シリーズでは濃密な戦いが見られそう。
どのような戦型になるのか、今から楽しみでなりません。

ちなみに、私の予想は4−2で郷田新名人誕生。
A級順位戦では後手番での勝率が高く、森内名人の先手番を先に破れれば、一気に飛躍できると思います。
シリーズ開幕まで2ヶ月余り。
今から待ち遠しくてなりませんね。


2月5日(月) episode1622;必至

『長い詰みより短い必至』
終盤戦の格言としてよく用いられる言葉です。
私自身、自玉が絶対に詰まなければ、必至を掛けて勝つ方。
詰ますのは手数が掛かり、読み切るのが大変だからです。

そんな私にとって嬉しかったのが、将棋世界3月号の付録『内藤國雄の一手三手必至』。
プロらしく筋の良い問題が多く、とても勉強になります。
1手3手とはいえ、必ずしも王手を掛けなくても良いため、なかなか侮れません。
(必至問題は、王手または詰めろ(次に詰む形)で敵玉に迫ればよいため。)
久しぶりに興味ある付録なので、じっくり取り組みたいと思います。

先日引いた風邪が完治せず、今ひとつの体調。
今日はしっかり寝たいと思います。
それでは、また明日。


2月4日(日) episode1621;将棋世界3月号

将棋世界3月号を購入。
中をパラパラとめくると、王座戦(全日本学生対抗将棋団体戦)の特集が組まれておりビックリ!
私も2度出場した事があるのですが、当時は近代将棋に少し記事が載る程度。
将棋世界に写真付きで掲載される時代が来るなんて、隔世の感があります。

もっとも、1つだけ気になったのは、中四国地区代表であった岡山大学の記事が1行もない事。
確かに冴えない成績でしたが、インタビューくらいはしてくれても良いのではないかと思うのです。
逆に言えば、中四国勢諸氏には、発奮を期待したい。
この状況を打破するには、やはり実力で示すしかないと思うのです。

王座戦とはいえ、下位将であれば、私程度の実力でも勝ち越せるくらいのレベル。
(当時と比べ、現在の方がレベルが高いのかも知れませんが。)
見栄を張るのをやめ、実力者を下位に配置するような工夫も必要だと思うのです。
そうすればチームの勝ち星も増え、当て馬となった人々も報われるはず。
そんな、なりふり構わぬ戦いを期待するのは、私だけでしょうか?

来年こそは、母校が王座戦で活躍する事を期待し、手短ですが筆を置きたいと思います。