急戦小僧の独り言(過去の独り言)




2月3日(土) episode1620;NIKKEIプラス1

土曜日の日経新聞朝刊第2部は、“NIKKEIプラス1”。
日経新聞と聞くとお堅いイメージが先行しがちですが、この“プラス1”は役立つ生活情報が満載。
今週の1面トピックスは、『手みやげにおすすめのせんべい』でした。

ここでトップに挙げられていたのが、長岡京市に本店を構える『小倉山荘』
割と有名らしいとは聞いていたのですが、まさかここまでとは。
しょっちゅうおみやげに買っていくのですが、値段も手頃で味は上等。
(ちなみに、私がいつも食べるのは、『御愛食用』として売られている割れ煎餅なのですが。笑)
長岡京銘菓とも言える一品なので、京都へお立ち寄りの際は、是非ご購入ください。

風邪を引いたようで、喉が痛いです。
今日はゆっくり休みたいと思います。
それでは、また明日。


2月2日(金) episode1619;初挑戦

結果から先に書くと、昨日行われたA級順位戦8回戦の結果予想は全て正解。
懸賞獲得に近づくと共に、郷田九段の名人挑戦が決まりました。
ところが、毎日新聞ニュースを見たところ、驚愕の事実が。http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shougi/news/20070202k0000e040022000c.html なんと、対局中に病気だったお父様が亡くなられたそう。
『将棋指しは親の死に目にも会えない』と言われていますが…
現実に目の当たりにすると、何とも言えない複雑な心境です。
こんな厳しい心理状況の中を勝ち抜いたのですから、名人戦でもきっとやってくれるハズ。
新名人誕生に期待しましょう!

『2回負けたらやめる。』
こう宣言していたネット将棋ですが、情けない内容で連敗し我慢ならず。
頭に来たので、納得がいくまで指す事にしました。
一時期は二段降段が現実味を帯びるほどヒドい有様でしたが、気合で盛り返し四段復帰。
(最高Rより318点も低くなるなんて…我ながら情けない。)
この勢いで、倶楽部24名人戦も頑張りたいと思います。


2月1日(木) episode1617;途中経過

今日は夕方からの勤務なので、A級順位戦8回戦の途中経過を書こうと思います。

▲郷田真隆九段(6勝1敗)−△阿部隆八段(2勝5敗)
対戦成績は、郷田7勝、阿部5勝。
郷田九段は勝てば名人挑戦へ大きく前進、阿部八段は負けると残留が厳しくなる大一番です。
戦型は、大方の予想通り相矢倉。
郷田九段が加藤流を選び、やや古風な戦いとなりました。
個人的には後手を持つ事が多い形ですが、郷田ファンなので先手の勝利を願っています。

▲谷川浩司九段(5勝2敗)−△羽生善治三冠(4勝3敗)
対戦成績は、谷川62勝、羽生91勝。
谷川九段は名人挑戦へ向け負けられぬ一戦、羽生三冠は勝てば僅かながら名人挑戦の可能性があります。
戦型は、谷川九段の十八番、角換わり同型腰掛け銀に。
棋界広しといえども、この形で谷川九段へ挑めるのは、羽生三冠くらいのものでしょう。
おそらく、用意は十分にしてあるはず。
どのような新手が見られるのか、注目ですね。

▲三浦弘行八段(4勝3敗)−△丸山忠久九段(2勝5敗)
対戦成績は、三浦4勝、丸山7勝。
早くも残留を決め上位を目指す三浦八段と、やや首が寒い丸山九段の一戦。
丸山九段がゴキゲン中飛車模様から右玉の構想。
これに対し三浦八段は矢倉早囲いを目指し、丸山九段が反発。
いきなり大決戦となる順もありましたが、三浦八段が我慢し長い戦いへ。
個人的には丸山九段がポイントを挙げ、早くも優位に立ったと感じます。

▲佐藤康光棋聖(3勝4敗)−△藤井猛九段(4勝3敗)。
対戦成績は、佐藤18勝、藤井8勝。
デビュー以来の順位戦連続勝ち越しに黄信号の佐藤棋聖と、序盤研究の大家である藤井九段の一戦。
藤井九段の藤井システム模様に対し、佐藤棋聖は序盤から新手を発動。
急戦含みの駒組を見せ、早くも緊張の走る局面となっています。
最新定跡を巡る戦いだけに、注目が集まります。
両者の戦いは粘り合いになる事が多く、本局のような急戦模様でも長期戦は必至。
帰宅後、最も楽しめそうな1局です。

▲深浦康市八段(3勝4敗)−△久保利明八段(2勝5敗)。
対戦成績は、深浦12勝、久保7勝。
負けると残留が厳しくなる両者の一戦。
裏の大一番とも言える戦いです。
戦型は、久保八段のゴキゲン中飛車に、深浦八段は▲5八金型の超急戦を選択。
久保八段が仕掛ければ一直線の戦いでしたが、研究範囲と見たのか自重。
ゆっくりとしたねじり合いとなりました。
両者とも力の出せる形なので、熱戦になる事は間違いありません。
個人的にゴキゲン中飛車は苦手としているため、深浦八段の指し回しに注目しています。

ちなみに、順位戦予想クイズにおける私の予想は…
郷田九段、羽生三冠、丸山九段、佐藤九段、久保八段の勝ち。
全問的中となるか、こちらも注目です。


1月31日(水) episode1616;解禁

実戦不足なのか将棋の実力が恐ろしく低下。
このままではいけないと思い、“1日2敗ルール”を撤廃し、ネット将棋を解禁してみました。
ところが…
負けて負けて負け続けました。
思った以上に腕が衰えていると痛感しました。
もっとも、将棋の内容は大荒れ。
やはり、無駄に数をこなしても強くなりませんね。
反省したので、明日からはまた2敗ルールにしたいと思います。

明日はA級順位戦8回戦。
名人挑戦者が決まるかも知れない大一番です。
久しぶりに将棋漬けの日々。
たまには、こういう生活も悪くないですね。


1月30日(火) episode1615;Windows Vista

いよいよ発売になった、マイクロソフト新OSの“Windows Vista”。
こんな事を書いてはいるのですが、実際の所よくわかっていません。
少なくとも私は、現状のXPでかなり満足していますし…
すぐに買い換えようとは思わないのが現状です。

私が思うに、まず名前が良くありません。
前作の“XP”は、その謎めいて斬新な名称が素晴らしい!
『何かやってくれそうだ』という期待を持たせました。
実際にOSとしての出来栄えも良く、多くの支持を集めたのは周知の通りです。

私が現在使っているPCは、2002年春に購入したもの。
既に5年経ち、かなり古くなってはいますが、ゲーム以外ではほとんど困りません。
“PentiumW”も搭載されており、動きもそれなりに滑らか。
ちょうど良い時期に買ったものだと、我ながら感心してしまいます。
“Vista”も最初の1年くらいは、トラブルが多発するでしょうし…
買い換えはしばらく先になりそうです。


1月29日(月) episode1614;週刊将棋

今週も届きました。
特集は、奨励会三段編入試験。
私見ではかなり厳しい戦いになると思っていますが、プロアマ通じて同様の見解。
例え編入できたとしても、三段リーグ通過は相当大変だと思います。
試験となる例会は2月から。
初日は何としても連勝したいだけに、注目が集まりますね。

昨日は結局、倶楽部24名人戦は指さず。
順位も13位(15人中)まで落ち、予選通過どころではありません。
ちなみに、指しているのは13人だったりするわけで…
最下位だけは避けられるよう、1局でも多く勝てるよう頑張ります。


1月28日(日) episode1613;大阪国際女子マラソン

NHK杯観戦中に寝てしまい、気がつくと1時過ぎ。
せっかくの終盤戦を見逃し、残念無念です。
テレビはいつの間にか囲碁講座になっていたので、チャンネルを変更。
マラソンをやっていたので、見る事にしました。

観戦してすぐ、原選手がスパート。
そのまま独走態勢となり、盤石の勝利でした。
男子と違い、次々と世界に通じる選手が誕生する女子マラソン界。
大阪で行われる世界陸上にも期待が持てそうです。

本日の晩餐は鍋。
これで、明日の朝食は雑炊に決定です。
まだ半日もあるのに、今から楽しみでなりません。
本日は夜勤なので、頑張って働いてきたいと思います。


1月27日(土) episode1612;新境地

振り飛車を指してみようかと思います。
R点は下がっていませんが、将棋が伸びを欠いているのは明らか。
新たな境地を切り拓く事こそが、階段を一歩登るために必要ではないかと考えたのです。

もっとも、振り飛車一辺倒では面白くありません。
作戦がワンパターンになると、頭が硬直化してしまいますから。
1手1手を考えて指せるよう、時折用いたいと思います。

“考える喜び”、これこそが将棋の醍醐味。
定跡を覚え、形で指しているだけでは、面白みがありません。
私らしい振り飛車を目指し、頑張ってみたいと思います。


1月26日(金) episode1611;倶楽部24名人戦

また負けました。
腕が衰えているのは自覚していましたが、まさかここまでとは。
60秒あっても全く読みがまとまらず、中終盤で逆転されてしまいます。
「我が将棋人生は終わった。」
そう痛感せざるを得ない現状です。

もっとも、R戦は勝率が高く、未だ2200点を維持。
30秒将棋の方が迷わず決断できるため、現状の私には向いている気がします。
「秒読みが60秒の大会なんてほとんどない!」
とりあえずそう開き直り、今日の所は気持ちを抑える事にします。

明日も名人戦の開催日ですが…
予選通過も絶望となり、頭を冷やすべく休養に充てる1日となりそうです。