急戦小僧の独り言(過去の独り言)




12月16日(土) episode1570;模様替え

台所を中心とした、部屋の模様替えに着手しました。
就職してから9ヶ月、徐々に物が増え、収納場所が足りなくなってきたのです。
今回のコンセプトは、『調理場所を広く取る』。
自炊生活をより豊かにすべく、工夫を重ねなくては。
年末の大掃除までには、一通り済ませてしまいと思います。

近代将棋1月号を購入。
すっかり忘れており、本屋で偶然発見したのです。
将棋世界が充実著しいのと比べ、やや見劣り気味だと感じる今日この頃。
編集部には、奮起を期待したいですね。


12月15日(金) episode1569;圧巻

本日はA級順位戦6回戦、藤井九段−羽生三冠戦が行われました。
(他にも多数順位戦が行われたのですが、ここでは割愛します。)
藤井九段の先手で始まった対局は、両者とも仕掛けを見いだせず、午後8時半過ぎに千日手。
9時過ぎから、指し直し局が始まりました。

指し直し局は相穴熊。
羽生三冠が果敢に仕掛けましたが、やや指しすぎだったよう。
駒得した藤井九段は自陣に馬を引きつけ、余裕の完封勝利を収めるかに見えました。
ところが、ここから羽生三冠は必殺の手渡し戦術を敢行。
とにかく自陣を整備し、ひたすらじっと待つ。
簡単なようでなかなか出来ない、プロらしい指し回しで我慢を続けました。

そして…『生涯ワーストの逆転負け』が誕生。
感想戦では、さぞかし泣きが入った事と思います。
藤井九段にとっては悔やんでも悔やみきれない2敗目。
一方の羽生三冠にとっては、命拾いの4勝目と言えるでしょう。
(成績は共に4勝2敗です。)

これでトップに立ったのは、5勝1敗の郷田九段。
現代では少なくなった、居飛車本格派の代表格です。
今年こそ、悲願の名人戦挑戦なるか!?。
大ファンとして、挑戦権奪取+名人位獲得を期待しています。
12月14日(木) episode1568;居飛車穴熊

竜王戦第6局は佐藤棋聖が圧勝。
居飛車穴熊の優秀性を改めて認識する結果となりました。
帰宅時には既に終わっていたこともあり、観戦もそこそこにネット道場へ。
偶然にも振り飛車党の相手と当たったため、穴熊を採用してみました。

1局目は対向かい飛車。
急戦型に対し、飛車交換後自陣飛車を打ち、歩得する展開で迎えたのが下図。



一目かなり優勢ですが、ここで▲5五角と出たのが機敏な一着。
以下、△6三銀右、▲4五桂、△4二角、▲4三歩成、△同銀、▲2二角成。



本譜の順は出来すぎですが、どう応じても居飛車優勢は間違いないかと。
(対局中は、▲5五角に対し△5四歩と催促される順を少し気にしていました。)
久しぶりに気持ちよく決まり、意気揚々と2局目へ。

2局目は対ゴキゲン中飛車。
かなり苦手としている形ですが、本譜は囲い合いとなり自信がありました。



ここで▲1五歩と仕掛けるのが穴熊らしい踏み込み。
以下、△同歩、▲2四歩、△同歩、▲3四角、△3二金、▲1五香、△同香、▲2三歩。



厳密には無理なのかも知れませんが、30秒将棋でこれを受けきるのは至難の業でしょう。
実戦は一方的に攻める展開となり、自陣は手付かずのまま快勝!
穴熊の優秀性を再認識した1日となりました。

明日は仕事がお休みなので、早寝し朝から活動したいと思います。
それでは、おやすみなさい。


12月13日(水) episode1567;竜王戦第6局

いよいよ大詰めを迎えた竜王戦。
3連覇の掛かった渡辺竜王が3勝2敗とリードし、迎えた第6局。
いよいよ苦しくなった佐藤棋聖は、2手目に△3二金。
アマチュアでも時折見られる、振り飛車を誘う挑発戦術を採用しました。

これに対し、渡辺竜王は中飛車へ。
個人的にはこの挑発は無視する一手だと思うのですが、プロのプライドもあり難しいところ。
(もっとも、私は初手に▲2六歩と指すため、この挑発を食うことはないのですが。)
その後、お互いに玉を固め合い、相穴熊に。
封じ手の局面では、後手番でここまで組めれば不満のない展開だと思います。

本局も熱戦になることは間違いなし。
竜王戦史上最高の戦いとも称される今期の戦い。
明日はパソコンにかじり付いて観戦しようと思います。


12月12日(火) episode1566;大棋士

このところ、日記が将棋の話題ばかりです。
「このオッサン、26にもなって将棋しかする事がないのか。」
大半の方はそう感じるはずですし、我ながら一般的ではない生活だとは思います。
しかし、社会人となり拘束時間も増えたいま、空いている時間くらいは一番好きなことがしたい!
人間として、問題のある欲求とも思えません。
ということで、本日も将棋の話題へ。

昨日行われた将棋ですが、王将戦リーグ最終戦を棋譜並べ。
勝てば挑戦決定の佐藤棋聖でしたが、競争相手の丸山九段に敗れプレーオフに。
竜王戦、棋王戦本戦勝者組決勝に続き、ここでも痛恨の敗戦を喫してしまいました。
もっとも、救いなのはこれらの敗戦が致命傷ではないこと。
竜王戦もまだ残っていますし、棋王戦本戦は敗者復活戦がありますから。
これだけ負け続けてもタイトル争いに絡めている訳ですから、相当の強運と言えるでしょう。

この運を掴めるか否か。
将棋史に残る大棋士となれるか、正念場を迎えたと感じます。
大輪の花を咲かせてくれることを期待しましょう!


12月11日(月) episode1566;チキンライスコロッケ

料理のアイデアは無限。
テレビの料理番組を見ていると、いつもそう感じます。
今日はチキンライスコロッケを頂いたのですが、これがかなり美味。
“コロッケの中身はジャガイモ”、そんな先入観を打ち砕く素晴らしいアイデアだと感じました。
まだまだ知らない料理がいくらでもある。
新しい味を探求すべく、これからも頑張りたいと思います。

週刊将棋12月13日号が到着。
日曜のNHK杯に続き、週明けは将棋三昧の日々です。
将棋が楽しくて仕方ない今日この頃。
来年度の大会参加も視野に入れ、実力を高めていきたいと思います。

虫歯の治療が一段落。
詰め物をしたばかりでやや染みますが、慣れてくれば平気になるそう。
せっかく矯正治療した歯ですし、これ以上悪くならぬよう気をつけねば。
口内環境の維持へ向け、努力を重ねたいと思います。


12月10日(日) episode1565;NHK杯

気がつくと日曜日。
午前の目玉は、何と言ってもNHK杯。
3回戦に入りトップ棋士同士の対局が増え、ますます楽しみが増えてきた感じがします。

本日の対局は、藤井九段−先崎八段。
現在のクラスにはやや差がありますが、共に羽生世代の俊英。
本筋派で短時間でも急所に手が伸びるため、見る方としても楽しみな1局でした。

戦型は、予想通り藤井九段の四間飛車。
先崎八段が凝った手順で銀冠を目指したため、藤井九段は反発。
ところが、これが思わしくなかったようで、中盤で劣勢に。
(終局後、藤井九段が「ここでは投げた方がいい」としきりにボヤいていたのが印象的でした。)
終盤で一瞬チャンスがあったものの、逃してからは一方的に。
自分で転んでしまったという印象の1局でした。

もっとも、将棋なんてそんなもの。
敢えて凝った手順を選び、損をしてしまうことなんて日常茶飯事です。
だからといって、無難に指しただけでは面白くない。
そんな葛藤と戦いながら手を選んでいく、これこそが将棋の醍醐味ではないでしょうか。
これからも時間を有効に使い、少しでも強くなれるよう頑張りたいと思います。


12月9日(土) episode1564;倶楽部24名人戦

冬の風物詩、『将棋倶楽部24名人戦』のエントリーが開始。
対局日が金〜日の21時〜24時という、変則勤務の人間にとっては厳しい日程ですが…
昨年と比べ最高Rがかなり上がったこともあり、エントリーしてみました。
参加状況にもよりますが、自己最高となる五段リーグ入りが有力。
当面の目標は初勝利、そして予選突破でしょうか。
2年ぶりの名将戦進出なるか!?
熱い冬が始まります。

一方で寒い冬を迎えているのが、バイクライフ。
情熱こそ衰えてはいませんが、この天候の中を走るのはかなり無理があります。
学生ならいざ知らず、社会人はそうそう休めませんから。
かといって、このまま冬眠させてしまうのは惜しい。
今年を締めくくるべく、ラストツーリングを計画したいと思います。


12月8日(金) episode1563;『名人戦の真実』

将棋世界1月号の特集『名人戦の真実』を読了。 数十ページに渡る特集だったため、思ったより時間が掛かってしまいました。
連盟出版の雑誌としては、かなり踏み込んだ内容だったと思います。
もちろん、これだけを読んで全てを知るのは無理ですが…
舞台裏を知ることにより、これまで見えていなかった一面を認識出来たように思います。
共催の条件については、これから3者会談で詰めていくよう。
名人戦の伝統に相応しい契約が為されることを、心より願っています。
また、多くの人に素晴らしい棋譜が提供されるような、新しいシステムの構築にも期待しましょう!

今日は早起きしたため、1日がとても長く感じます。
不定期な生活サイクルのため、どうしても惰眠を貪りがち。
夜型生活は、睡眠を長く取った割には疲れが取れません。
なるべく早く床に就けるよう、夜間に仕事を残さぬよう生活を組み立てたいですね。


12月7日(木) episode1562;3連勝

竜王戦第5局2日目が行われ、渡辺竜王が勝利し3連勝!
佐藤棋聖の先手番を破り、大きな一勝を挙げました。
手厚く粘り強い指し回しは、まるでベテランのような味わい。
中盤までは好調に見えた佐藤棋聖ですが、終わってみると、やや攻めさせられた感は否めません。
最強の挑戦者を追い詰め、3連覇もいよいよ視野に入ってきたでしょうか。
次局は渡辺竜王の先手番。
勢いから言っても、ここで決めてしまいたいところでしょうね。

冬のボーナスが支給されました。
統合を決意するほどの厳しい経営環境の中、もらえるだけでも有り難いと感じます。
“一寸先は闇”と感じる今の世の中。
無駄遣いせず、いざという時のためにしっかり残しておこうと思います。


12月6日(水) episode1561;竜王戦第5局

今期竜王戦の天王山、第5局が始まりました。
本局を勝利した方が竜王位を獲得すると言っても、過言ではない一戦です。
佐藤棋聖の先手番で始まり、戦型は角換わり腰掛け銀に。
矢倉も得意な佐藤棋聖ですが、3局目で敗れたことを少し引きずったのか。
1局目で勝利を収めた角換わり戦法に運命を託しました。

序盤の駒組みはよくある定跡形でしたが、いきなり佐藤棋聖が変化。
開始30分で戦端が開かれるという、タイトル戦史上希に見る、早い時間での開戦となりました。
渡辺竜王が激しく踏み込む順を見送ったため、午後からは穏やかな戦いに。
個人的な見解としては、玉の堅い佐藤棋聖がやや指しやすいように感じます。

運命の決着は明日夕方〜夜の予定。
果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのか!?
両先生とも、持ち味は切れ味鋭い中終盤。
手に汗握る戦いを期待しましょう!


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