急戦小僧の独り言(過去の独り言)




11月5日(日) episode1530;整備

昼過ぎに起き、バイクの整備に着手。
乗っている方が楽しいのは確かですが、単車は車とは違い、全てが剥き出しの乗り物。
たまには整備してやらないと、まともに走らなくなってしまいます。

整備をしようと思い立つからには、自覚症状はもちろんありました。
最も気になっていたのはチェーンの状態。
目立った汚れは落としていたのですが、何となくパワーの伝わりが悪いような気が。
(乗り換えたばかりなので、バイクの特性なのかどうか判別が付かず。)
走行中にガシャガシャと音が鳴る気もしており、一度きちんと洗っておきたいと思っていたのです。
(風切り音やエンジン音がうるさく、ハッキリ聞き取っていたわけではありませんが。)

整備した感想としては、ハッキリ言って話にならない状態でした。
駐輪場で1年間冬眠するだけで、バイクってこんなにダメになるんですね。
我ながら驚きの連続でした。
整備後のバイクは、好調そのもの。
駆動力を伝える大事なパーツですから、チェーン整備だけはしっかりしたいと思いました。

「そんな事になるなら、個人売買などせず店で買えばよいのに。」
そう思うアナタは、かなり常識的な人間です。
しかし、出来の悪い息子ほど可愛いのも確か。
ボロボロの愛車を整備し磨き上げ、美しくする。
これもまた、1つのバイク冥利に尽きる生き方ではないかと。
気持ちを新たにし、これからも愛情を持って接していきたいと思います。


11月4日(土) episode1529;ボーリング

勤務終了後、近所のボーリング場へ。
近々、職場対抗で大会があるらしく、集まって練習へ行くことになったのです。

ご存じの方もいるかと思いますが、私のボーリングは10級以下の腕前。
真っ直ぐ転がすことすらままならないという、恥ずかしい状況でした。
このままでは、職場の方々に迷惑を掛けてしまう!
とりあえず真ん中へ投げることを目標に、練習することにしました。

2ゲームやりましたが、最後の方にはスペアも取れるようになり、上々の成果が。
まだまだ足手まといの腕なのは確かですが、とりあえず3桁に乗れば許してもらえるのではないかと。
プライドを賭けた戦いだけに、今から既に緊張しております。
良い結果が出せるよう、祈るばかりですね。


11月3日(祝) episode1528;戦況

昼前に起き、近所のホームセンターまで買い物。
平日なのにやけに車が多い、そんなことを感じながら自転車を漕ぎ漕ぎ。
よく考えると祝日なのですが、会社が休みになるわけでもありませんし…
頭を使って生活しないと世の中から置いて行かれそう、そんな恐怖を感じる今日この頃です。

仕事が終わり携帯を見ると、友人から「決勝で負けた」と泣きのメールが。
“将棋の借りは将棋で返すしかない”というのが私の信条。
お互いに社会人となり将棋に割ける時間は減っていますが、だからこそ時間を有効活用出来るとも感じます。
少ない時間を最大限に活かし、集中して勉強を行う。
羽生世代が未だ衰えないように、努力を続ければこれからも可能性はあるはず。
夢の県代表へ向かい、お互いに頑張りましょう!
ありきたりですが、精一杯のエールです。

帰宅後、中四団体戦の結果を検索。
広島大学は早々に脱落し、優勝争いに絡めなかったとのこと。
他人事とはいえ、母校の弱体化には一抹の寂しさを覚えます。
もっとも、今の現役生に対しては何一つ貢献していないため、文句を言う筋合いでもないのですが…
広島大学将棋部に在籍したからには、一度は王座戦を経験して欲しい。
あの緊張感は、出場した者でないとわからない、独特の素晴らしさがありますから。
来年こそは、頑張って四日市の地を踏んで欲しいと思います。


11月2日(木) episode1527;共催

契約問題で大いに揺れた名人戦。
この開催方法が、毎日新聞社と朝日新聞社の共催という形に決まったそう。
両新聞社が合意し、あとは日本将棋連盟との契約条件の打ち合わせをするようです。
釈然としない面もありますが、名人戦の棋譜が広く公表されるのは非常に良いこと。
有料公開している順位戦速報サイトの一層の充実が図られれば、ファンとして嬉しい限りです。
一大変革に期待しましょう!

本日は、B級1組順位戦が6局、王将戦挑戦者決定リーグ戦が1局行われました。
全部並べるだけでも大忙し、内容まで深く吟味する時間はとてもありませんでしたが…
このところタイトル戦中継ばかり見ているせいか、やや物足りない将棋が多かったように思います。
トップ棋士の将棋ですらそう思えてしまうほど、羽生世代3強(羽生三冠、森内名人、佐藤棋聖)の充実度が素晴らしい。
冬の棋界展望からも、目が離せませんね。


11月1日(水) episode1526;決着

竜王戦第2局2日目が行われ、佐藤棋聖が連勝!
最後の最後までとても難しく、私の頭では理解不能。
おそらく、両者に少なくとも1度は勝機のあった将棋だったと思います。
形勢判断すらロクに出来なかったこともあり、これ以上は書きようがありません。
大人しく、週刊将棋が届くのを待つことにしましょう。

勤務が休みだったこともあり、昼前からショートツーリング。
先日購入したカメラの使い方をマスターすべく、箱根や仙石原を撮影してきました。
これまでのカメラと違い、CCDの感度が高くやや厄介な印象。
オートで撮ると高感度寄りになってしまい、どうしてもノイズが気になってしまいます。
マニュアルで設定できるほどカメラは詳しくありませんし…
しばらくは、説明書とにらめっこする日々が続きそうです。


10月31日(火) episode1525;竜王戦第2局

竜王戦第2局が始まりました。
本局は渡辺竜王の先手番。
後手となった佐藤棋聖は、ゴキゲン中飛車を選択しました。

かつては居飛車一辺倒だった佐藤棋聖も、現在では万能型に変化。
後手番では、本局でも採用したゴキゲン中飛車を中心に、振り飛車も数多く指しています。
ある程度予想された戦法選択だったと言えるでしょう。

本局も序盤から意欲的な構想を見せる佐藤棋聖。
これに対し、渡辺竜王は手損も厭わず、ゆっくりとした展開へ持ち込む指し回し。
長引けば、陣形に進展性のある居飛車が自ずと良くなるという発想のようです。
このままではマズいと見たか、佐藤棋聖が打開したところで封じ手。
個人的には、ここまでは渡辺竜王が上手くやったのではないかと思います。

方針一貫でゆっくりした展開を目指すのか。
それとも、優勢と見て勝負に出るのか。
明日の封じ手が楽しみでなりませんね!

追伸;昨日の仕掛けは、よく似た形が本に載っているそうです。とほほ…


10月30日(月) episode1524;昇段の一番

ここ1ヶ月ほどコツコツと勝ち続け、倶楽部24のレーティングが2288点まで到達。
念願だった五段昇段の一番を迎えました。
戦型は、相手の矢倉流振り飛車から相穴熊。
お互いに自信のある戦型だったのか、速いテンポで進み仕掛けの局面に。



さすがにこれは無理だろうと思ったのですが、ここからの捌きには度肝を抜かれました。
以下、▲同歩、△7二飛、▲8六角、△6六角、▲同歩、△7五銀。



今でも乱暴だと思っているのですが、30秒将棋でこれを咎めるのは大変。
以下、▲同角、△同飛、▲2二角、△4六歩と進み、首をひねる展開に。
(最後の△4六歩を完全に見落としていました。)



こうなると、飛車の働きが大差のため、振り飛車側が指せるのかも知れません。

頑張ったものの、最後はハッキリ1手差となってしまい、無念の投了。
次の1局も敗れ、五段昇段はしばらくお預けとなってしまいました。
残念ですが、精一杯考えた結果なので仕方ありません。
もっと良い手が指せるよう、これからも精進を続けたいと思います。


10月29日(日) episode1523;ネット病

ここ1年ほど、ネット以外では、ほとんど対局をしていません。
このところ、その弊害を徐々に感じるようになってきました。
主な症状は以下の2つです。

『駒が手に付かない、時計が叩けない。』
『相手が指したかどうかわからない。』

かつて、“手つきは一流”と言われた私も、今では見る影もナシ。
時計は団体個人戦の賞品として手に入れ、鍛えるはずでしたが…
(失意の賞品は何とネックレス、しかも私の趣味ではなかった。)
実戦不足になると、これらの症状はある程度仕方ないものだと思われます。

問題なのはむしろ2番目。
ネットでは相手が指した手は赤く表示されるので、一目で指したかどうかわかります。
音を大きくしておけば、テレビを見ながらやっても、気づかないなんて事はありません。
その結果、“局面を覚える”という作業がすっかり出来なくなってしまったのです。
そのせいもあり、社団戦では席を外すことが出来ず、ずっと盤の前に座りっぱなし。
駒音を立てずに指されると困るので、盤面を見続けていなければならず、ホトホト閉口しました。
(時計をアテにしていると、押し忘れた場合、確実に2手指しをしてしまうので。)
これはネットで指している限り解消されそうになく、かなりの問題と言えるでしょう。

あれこれを害ばかり書いていますが、良いところも勿論あります。
真剣に考えれば実戦不足解消になりますし、点数が上がった時の快感は計り知れません。
(現在、最高Rを更新中です。)
身近には相手もおりませんし、これからもお世話になることになりそうです。


10月28日(土) episode1522;陽気館

親や親戚が伊豆へ遊びに来るとのこと。
仕事が休みだったこともあり、私も途中からバイクで合流し、一泊旅行へ。
小田原で“かまぼこ”を堪能した後、東伊豆の海岸線を南下し、伊東へ向かいました。

宿泊先は、登山列車に乗ると天然温泉が楽しめるという、ユニークな旅館“陽気館”。
伊東市街が一望できる露天風呂からの風景は、一見の価値があったように思います。
塩化物温泉のため、やや塩辛いお湯が印象的でした。

旅とは関係がないのですが、もっとも記憶に残ったのは、旅館の駐車場で見た“トライアンフ・スクランブラー”。
さすがにモダンクラシックバイクの本家。
残念ながら、我がバイクをもってしても、“美しさ”“格好良さ”の両面で完敗だったように思います。
外車に乗るのは、あまり好みではないのですが…
もしも乗り換えることがあるとすれば、現在のところ最有力のバイクだと感じました。

日々の疲れが出たのか、食後すぐに睡魔が。
明日からまた仕事があるので、ゆっくり休みたいと思います。


10月27日(金) episode1521;『将棋駒の世界』

増山雅人著『将棋駒の世界』を購入。
近代将棋を買いに行ったついでに見つけ、表紙に惹かれ買ってしまいました。
中身は主に、書体の解説と銘駒の紹介。
素晴らしい駒を鑑賞すると、心が洗われる感じすらします。
W650を購入しバイク熱に目覚めたように、良い駒を買えば将棋熱も復活するのか。
まずは彫り駒を購入する予定なので、彫りが映える書体を検討中です。

王将戦リーグが2局行われ、藤井九段と佐藤棋聖が勝利!
藤井九段の急戦退治、そして佐藤棋聖の剛直な指し回しが光りました。
各棋戦で好調な佐藤棋聖、今期5つ目のタイトル登場成るか!?
これからの展開も目が離せませんね。

明日から旅行へ出掛ける予定なので、更新はしばらく遅れます。
それでは次に会う日まで、ごきげんよう!


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